「相手に応じて・・・」


前回の添乗日記(2006/10/01)で、
北海道に行ったときの話を紹介しましたところ、

「MoMoさんって、やっぱり女王様だったんですね」・・・だとか
「MoMoさんは史上最強!」・・・だとか、

多数のメールを頂戴いたしまして・・・。

いやぁ〜、
そうじゃないんだけどなぁ〜
・・ってんで、
言い訳半分ってな感じて、ちょっと面白い話を紹介しますね。


・・・・・>

貴方は世界の海を航海する豪華客船の船長です。
ところが、
大西洋航海中に事故に見舞われ船は沈没寸前!
沈没に巻き込まれないように
乗客に海に飛び込んでボートに乗ってもらう必要があります。

でも
現時点では海面までは20m以上、
飛び込むにはかなりの勇気が要ります。
かといって
海面が近くなるまで船に残っていたら
沈没までにボートが船から遠く離れる時間がない為、
船と共に海中に引きずれ込まれるかもしれません。

ところが、
乗客は世界中から集まったセレブ達、
ただ指示を出しただけでは動いてはくれません。
船長である貴方は
セレブ達の出身国に応じた表現方法で、
彼らを説得しなければいけません。
さて、
どうしましょう???

この話では、次のような説得方法が紹介されています。
乗客がイギリス人なら
「紳士なら飛び込んで下さい。」

アメリカ人なら
「皆様には保険がかかっていますので、安心して飛び込んで下さい。」

ドイツ人なら
「船長命令です。至急、飛び込みなさい!」

日本人なら
「他の皆さんも飛び込んでいますので、貴方も飛び込んで下さい。」

面白いのはイタリア人で、
「飛び込むな!」・・・・だそうです。

<・・・・・

この話、
「相手に応じて話し方(表現)を変える」
・・・という事の重要性を示す有名なたとえ話なんだそうです。

そうなんですね。
私だって、いつも、
『2ぃ〜やろぉ!』・・・って大声で叫んだり
『ウソこけぇ〜!』・・・って言ったりしてる訳じゃありません。

お客様の性格やタイプを考えた上で対応してるんですねぇ〜。
(そうだっけ?)

ですから、
お客様によっては、
『2ぃ〜やろぉ!』・・・なんて事は言わずに、
『まぁ、お客様ったら、冗談がお上手なんですからぁ〜(可愛く)』
・・・とかも言うんですよ。
(たぶん?)

うぅ〜ん、
何か今回は高尚な話だなぁ〜??
(自画自賛!)