「変る? 中国のマナー」


中国の方々の公共マナーの悪さについては、
旅のアラカルトNo.71「公共のマナー?」で私も紹介しましたが、
共同通信などが世界中にこのニュースを流したために、
世界的にも
「中国は公共マナーがなっていない」
・・・というイメージがついちゃったんですね。

まっ、確かに
「公共のマナー?」で紹介した以外にも
街中を歩いていて平気でゴミを道に捨てるし、
エレベーターや電車を待つ時に並ばないし・・・というか、
並ぶどころか、降りる人を待たずに乗り込もうとするもんだから
電車やエレベーターの乗り降りはまさに修羅場!
(私は怖くて1人ではエレベーター乗れなかったもん)
それに
自転車は平気で歩道走るし、歩行者にぶつかっても知らん振りだし。
私なんか、
歩道歩いてて後ろから自転車にぶつかられて、逆に怒られたんだよぉ。

で、
世界中のマスコミから、
こんなに公共マナーの低い国でオリンピックや万博が出来るのか?
という批判が大きくなってきたんです。
そこで、
中国政府が打ち出した政策が「マナー強化政策」(なんじゃ、そら?)
なんでも、
2008年北京オリンピック、2010年上海万博に備えて、
国際的に恥ずかしくない公共マナーを国民に身につけさせるんだとか。

テレビ見てたら、
中国、復旦大学の葉教授(だったと思う)が、
「30年前の文化大革命のときに
 譲り合う心をはじめ、道徳、礼儀などといったものは
 封建的な考え方として全て否定されたので、その影響が現在も強く、
 他人を押しのけないと取り残されるという思想が定着している」
・・・って
コメントしておられました。

譲り合う心をはじめ、道徳、礼儀なんていう儒教的な思想は
中国が本場だと思ってたんだけどビックリもんですよね。

ただ、
この風潮・・・他山の石と見てるわけにはいかないですよね。
日本だって、
最近の若い人達を見てたら開いた口がふさがらない事多いですもん。
(こんな事を言い始めたら、おばさんの始まり??)

まっ、なんにしろ、
中国の政策が成功する事を期待します。(*^_^*)

ちなみに
故宮博物館と兵馬庸にはもう一回ゆっくり行きたい!
仕事じゃなくてプライベートで。
スゴイんだよぉ〜ホントに
(万里の長城は砂が舞ってて大変だったので、もういいや)