「ミシュラン(1) 星の数?」


実は今回、
「天皇陛下も訪れたと名店が三つ星から一つ星に降格された」
という話を紹介するつもりだったんですが
アップ直前にyukiちゃんがそれを読んで、

「えっ? 天皇陛下が三つ星に行ったの? 五つ星じゃないの?」
「へっ???」

そうか・・・
yukiちゃんレベルではミシュランそのものの説明が必要なんだ・・・

というわけで、
今回はミシュランの星について紹介することにします。
「そんなん常識やん」
・・という皆様も多いかと思いますが、
yukiちゃんの様な若い読者もおられますのでお付き合いくださいませ。


ミシュラン→ミシュラン・ガイドは、
フランス国内の優良なレストランとホテルを集めてる本で、
タイヤメーカーのミシュランが100年程前のパリ万博の際に
観光客に無料で配布したのが始まりとされています。
(現在は北米版も出版されています)

で、
フランスには約10万軒のレストランがあるといわれてますが、
その中でミシュランガイドに掲載されるのは約4000軒。
その評価は良い順に
三つ星、二つ星、一つ星、そして星無しで、
『ミシュラン・ガイド・フランス2005年度版』では、
一つ星レストラン402店、二つ星レストラン70店、
そして栄えある三つ星レストランは26店となってます。

yukiちゃんは、
このレストランの星評価の最高が五つ星だと思い込んでたんです。
ご存知の方も多いでしょうが、
最高評価が五つ星というのはホテルの評価基準。
テレビの旅行番組なんかで、五つ星ホテルがよく紹介されているので
そのイメージが強くて勘違いしていたようなんですね。
ちなみに
一般的なツアーで利用されるのは「三つ星ホテル」が多いんですよ。
(ホテルの入口に星がついているので見て下さいね。)

でも、
レストラン評価は三段階で三つ星が最高となってるんですね。
手頃な価格でありながら質が高いという観点から選んでいるとか。
私に言わせたら
手頃な価格の基準が少し違うような気もするのですが・・・。