「コンパニオン その2」

朝、フロントでもめているお客様をみかける事が、たまにあります。

「どうされましたか?」

「あっ、MoMoちゃん、いいところに来た。 ちょっと聞いてくれよ・・・・」

よくよく話を聞いてみると
昨夜の宴会で呼んだコンパニオンがらみのトラブル

コンパニオンのトラブルっていうと
その内容は大体決まっていて、ほとんどの場合は延長料金・・・。

コンパニオンを呼ぶ場合、基本が2時間で、
それ以降は、30分や1時間ごとに延長料金がかかるのか゛一般的です。

例えば、
二次会でスナックに行くことになって、
「よかったら、一緒に飲まないか?」
なぁ〜んて、コンパニオンに言ったものなら、
コンパニオンの飲み代+延長料金がかかるんですよぉ。

また、コンパニオンに
「お腹すいたよ、ラーメンでも食べさせて」・・・・と言われ、
ラーメンだけなら思って連れて行ったら、
ラーメン代+延長料金のお支払いってことになっちゃいます。

酷いケースになると
座敷が跳ねたコンパニオンが、暇そうにフロントに座っていたので、
「お疲れ様ですね・・・」・・・と声かけたお客様。
コンパニオンが別の座敷の友人を待っているというので、
そのまま、しばらく話し込んでいたら、
その時間分のコンパニオン料金が請求されたってのもあります。

まっ、さすがにこの時は、
温厚なMoMoさんも黙ってはいなかったんですけど・・・・

お客様にしたら「誠意でおごった・・・」というのが真実でしょうけど、
彼女達にしたら、「その場にいる」・・それこそが仕事ですから、
延長料金を請求するのは当然のことなんです。
・・・というより、それが目的。
いかにして延長に持ち込むかが、彼女達の腕の見せ所なんです。

ですから、
コンパニオンを呼ぶときには、
「時間内で上手に遊んで、さっさと帰す。」
これが基本です。