「ゆるキャラは救世主?」


最近、日本中のアチコチの地方自治体で、
観光PR用のキャラクター・・・ゆるキャラが激増してますよね。

ちょっと前までは、
地方自治体の観光PRといえば、

「ミス○○」 (○○には名産品等の名前などが入る)

・・・でしたよね。
中にはミスに選ばれた理由が全然わからない子もいたりして・・?!

で、
今般の「ゆるキャラ」ブームの引き金になったのが
昨年の彦根城400年祭の「ひこにゃん」 (・・・だと思うんですけど)

まぁ、あれ以来、
ホントに色々なキャラが出るわ、出るわ!

中には、平城京1300年祭の「せんとくん」みたいに、
そもそも「ゆるキャラ」かどうかも怪しいのもあったりしますが、
「ミス○○」なんてのは完全に何処かに行っちゃったって感があります。

各地の観光協会や自治体の観光課の方々によると、
「ゆるキャラ」の宣伝効果はなかなかのもんだそうです。

特に、
この「ゆるキャラ」を最大限に利用してるのが鳥取県
11月2日には、

「第3回 ゆるキャラカップ in 鳥取砂丘 〜オレ達はゆるくない!〜 」

・・・なるものを開催!!

 県のマスコット「トリピー」の他、
 滋賀県彦根市の「ひこにゃん」、
 岐阜県多治見市の「うながっぱ」など
 全国から52体が集結して障害物競走、
 相撲などに挑戦したそうで・・・。
 (TVの全国版ニュースで紹介してました。)


米子〜境港の「妖怪路線」といい、
境港の「水木しげるロード」(鬼太郎ロード)といい、
ホント、鳥取はキャラ王国・・・というか、
上手にキャラクターを観光に利用してるって感じですよね。

・・・なもんで、
これからも、ますます、日本中に「ゆるキャラ」が増えるんでしょうね。
でも、
日本中何処に行っても「ゆるキャラ」では
それはそれで地方の個性ってものがスポイルされるような・・・(かな?)
・・・って気もするんですが??

photo : 鳥取県観光課
write 2008.12.20