「JAL 発券手数料廃止」


10月15日、日本航空は
旅行会社に支払う国際線航空券の販売手数料を、
2009年4月に廃止する方針を明らかにしました。

国内線については新幹線など他の交通機関との競争が激しいので
従来通り支払うそうです。
(パック旅行などの団体運賃はもともと手数料がないため対象外)

発券の販売手数料というのは
旅行会社が航空券を販売した時のマージンとして、
航空会社から代金の5%が支払う仕組みです。

これ、
旅行会社にとっては結構な収入源だったんです。

なもんで、
HISやJTBなんかは10月から、
1枚あたり2100円の手数料を利用客から取り始めてます。
(うちは、どうするんだろ??)

廃止の理由は、
燃料高騰に伴う経営環境の悪化に対応する為のコストの削減だとか。

「ちょっと待ってよ!
 ほな、あの燃料サーチャージは何やねん!!
 燃料分、しっかり、お客様から頂いてるやん!!!」

・・・と、
叫びたいところなんですが、
日航の気持ちも解らないではないんですよね。

日航側としては、
インターネットやコールセンターを利用してもらって
お客様に、直接、日航から航空券を買ってもらえば
旅行会社に手数料払うより、はるかに得だ・・・という事なんですね。

そりゃ、そうですよね。

でも、
コレ、本当に旅行会社には痛いんですね。

実は、
欧米の航空会社の一部では
今年に入ったから手数料を全廃していて、
その影響で、米国では中小旅行会社が廃業に追い込まれてるんです。

もしかしたら、
日本国内でも、これを機に旅行業界の再編が進むかもしれません。

噂ではANAも「来春に廃止」だというし・・・。

私の今冬のボーナスはどうなるの??

って、
何か、今回は愚痴っぽい話になってしまい・・・
えっ、愚痴にしか聞こえないって・・・
うぅ〜ん、そうかなぁ〜
そうなのかなぁ〜
そうなんだろうなぁ〜

write 2008.11.01