「観光庁」


10月1日
政府は「観光立国」を目指してに観光庁ってのを発足させました。
なんでも、

「2010年までに、
 訪日外国人観光客数1000万人、国内旅行消費額30兆円」

・・・の目標達成に向け、
通訳の充実など地域支援にも本腰を入れるんだとか?!

というのも、
2007年度の統計では
日本人の海外旅行者数約1730万人
逆に日本を訪れる海外観光客は約830万人

海外観光客は約830万人ってのは世界30位で、
同じアジアの中国、マレーシア、香港、タイ、シンガポールより下。
・・で、

「これは、どげんかせんといかん!」

というより、実は、
少子高齢化で人口が減り、経済成長が鈍る心配から
海外からより多くの観光客を誘致して、お金を使ってもらおうって・・・。

地方にも魅力ある観光地づくりを進めて、
国内外の観光客が増えると地方経済の活性化につながるしね。

つまり、
観光立国は
少子高齢化時代の経済活性化の切り札って事なんでしょうね。

でも、
発足した観光庁の方針、観光庁長官のコメントを聞いてると

「???」 (-_-メ)

具体的な話が何にもない!!

ってか、
地方や海外に観光庁の外局を一杯作って
天下り天国を満喫します・・・って聞こえたんですけど?!

ストレートに
通訳育成や
旅行業者の海外での宣伝の金銭的支援をすればいいのに。
役人がするより、
民間にまかせた方が消費者ニーズにマッチすると思うし。


あっ、そうそう
今、道後温泉って欧州からの観光客で一杯です。
ミシュランの「日本旅行ガイド」で、
温泉郷で唯一の三ツ星がついたからなんですねぇ。

つまり、
この手の活動が実は一番大事ってことなんですよね。
日本の事、もっともっと知ってもらわないとね。

write 2008.10.15