「五輪観戦ツアー」


さあ、いよいよ
北京オリンピックですよね。

旅行業界としては、
前回のアテネ五輪とは違い、
開催地の北京が飛行機でわずか4時間と近いこともあって、

「ここで稼ぐぞぉ〜!!」

・・・と
意気込んでいたのですが、
販売目標の6〜7割程度しか売れてないんです。

「ど〜するのぉ〜! もう1週間しかないのに!!」

でも、何といいますか
原因は思いっきり明らかなんですね。

まず一つ目の原因は、
「2008/05/01(木)付のよもやま話」で書いたように

「人気種目のチケットが手に入らない!
 日本がメダルを狙えそうな種目のチケットが手に入らない!!」

だいたい、中国側のチケット割り当てに問題があるんですよね。
ってか、
JOCが舐められてんのかなぁ〜
決勝のチケットがこんなに少ないって絶対おかしいのよね〜
感覚的にはアテネの半分くらい・・・

そんなもんで、
魅力的な観戦ツアーを組むことが難しいんですね。
当たり前ですが、
ツアーに魅力がなければ、お客様は買ってくれません。
航空料金のサーチャージもバカにならないですしね。(往復約15,000円)

ちなみに
柔道、水泳、レスリング、バレー、野球がらみの観戦ツアーは即完売。
やっぱり人気競技はスゴイです。
でも、
数が少なすぎで、全体の売り上げをカバーできないんですね。


で、
もう一つの原因は
ギョーザ中毒事件、大気汚染、チベット騒動といったイメージダウン

特に、
ギョーザ中毒事件、大気汚染はイタイですよね。
「食」と「環境」のダブルパンチですから。


最近は
中国旅行自体の人気が落ちていたので、
この五輪が起爆剤になればと思ってたんですが、どうも厳しいようです。

この観戦ツアー
3割も売れ残ったら、どうなるんだろ・・・私の冬のボーナス??

write 2008.08.01