「豚のおかげよ」

あいやぁ〜、
ひっさびさに、まともっぽい話ですよ。

皆さん、温泉地に行くと、
その名の由来や、発見された歴史の話をよく聞きますよね。
大体は、その温泉に価値を持たせるような、美しい話が多いんだけど・・?、今回紹介する温泉の名前の由来は、ちょっと情けないんですよ。

昔、弘法大師が能登巡錫の折に、
湯だまりに寝そべって、傷を癒している豚を見つけたんですって。
その豚のがあまりにも気持ちよさそうしていた事から、
弘法大師によって命名されたその温泉の名は・・・

石川県・輪島市
「ねぶた温泉」

ナント!豚が寝そべっているから・・・・

これじゃぁ、小学生のなぞなぞなんかで、
豚が寝てるから、「トンネル」・・・
犬が寝てるから、「ケンネル」・・・ってのと、同じレベルですよね。
 (ちなみに、ケンネルって、英語で犬小屋のことです。これホント)

しかし、「ねぶた温泉」ってのは、安直ですよね。
かの弘法大師の命名だとは、とても思えないですよね。
もちろん、
青森県のねぶたとは、全く関係ないですよ。念のため!

泉質は、天然アルカリ性
効能は、外傷・皮膚炎・疲労回復など
・・・だそうです。

皆さんも、豚の古事に倣って、湯治・・・してみますか??