「不断桜」
京都 実光院


紅葉の季節になってきましたね。
皆さんの街でも、
紅葉の便りが聞かれるのではないでしょうか。

旅行業界もこの時期には
様々な紅葉スポットをフューチャーしたツアーが目白押しです。
特に古都京都の紅葉は人気があって、
全国から観光客がお越しになられます。

京都の紅葉の名所といえば
嵐山、下鴨神社、銀閣寺、三千院、清水寺・・・辺りが有名ですよね。
で、
今回紹介させて頂くのは、
三千院のほど近くにある実光院なのです。
この実光院の庭園は
花と緑あふれる大原屈指とも言われる回遊式ので、
西庭の中央には秋から春にかけ咲き続ける不思議な桜・・・
「不断桜」があるんです。
つまり、
11月中旬〜下旬には紅葉と桜が一度に楽しむことが出来るんです。
下の写真は紅葉と桜が並んでる様子 (左側のピンクいのが不断桜)

 実光院は、
 1013年、寂源法師が法要で唱える
 仏教儀式音楽である声明(しょうみょう)を
 伝承するために建立したもので、
 客殿には楽器や鐘等が展示されてます。
 (触ったり鳴らすのもOKだと思う・・・
         私は怒られなかったから・・)

で、
客殿の南側には、
心字池と石組を中心とした池泉観賞式庭園があって、
お抹茶が頂きながら静かな時の流れを満喫できるようになっています。
(落ち着きのない私には、こういうのはツライ!)

西側には池泉回遊式庭園があって不断桜が根を下ろしています。
紅葉と桜の対比は、本当に不思議な・・・幻想的な構図ですよ。

三千院の紅葉を楽しんだ後は、
周囲の喧騒や人の流れから少し離れて、
実光院で悠久の時を楽しまれては?!
(でも、最近は結構、人が多いんだよねぇ)

拝観料は、抹茶付きで600円。