「うな丼街道」
水戸街道
茨城県龍ヶ崎市・牛久沼付近


皆さん!
いきなりで何なんですが、ココで問題です。
「うなぎ」っていうと、どこが有名?

「浜名湖!」

ピンポン!ピンポン!

そう、
ほとんどの方が浜名湖ってお答えになる思います。
私だって浜名湖って答えます。

それじゃ〜、第2問
「うな丼」って、どこが発祥地?

「それも、浜名湖じゃないの」

ブッブゥーーー!

いやぁ〜
私もついこの間まで知らなかったんですが、
うな丼の発祥地は茨城県龍ヶ崎市の牛久沼付近なんだそうで、
東京から茨城・水戸へと抜ける国道6号線(通称水戸街道)の
牛久沼付近は10軒近くのうな丼専門店が軒を連ねていて
「うな丼街道」と呼ばれてるんです。

市役所が出しているリーフレットによると

「江戸後期のこと
 大久保今助という人が牛久沼で渡し船を待っている間、
 茶屋でうなぎのかば焼きと丼飯を食べようとしていたところ、
 『船が出るぞぉ〜』・・・と船頭の声。
 慌てた今助さんは
 思わず皿を逆さにして丼に重ねて船に乗り込んだとか。
 すると
 ご飯にタレがしみ込み味わいが増し、
 うなぎはご飯に蒸されて柔らかくなって、メチャクチャおいしく・・・。
 そこで
 茶屋はこれを「うな丼」として売出し、街道名物になったそうな?!」

なぁ〜んか、
思いっきり取って付けた様な話なんですが、
慶応元年に出版された『俗事百工起源』って本に載ってるそうなので
一応、歴史的事実ということで・・・!?

 で、
 教えてくれたドライバーさんの話によると
 どの店も味に特徴があって
 丼好きの人間にとっては全店制覇を
 目指したくなる程の美味揃いだそうです。
 (スミマセン・・・
      実は、私、行ってないんです。)

ただ
値段は並で1500〜1800円、上で2500円前後と
関西人の私にとってはちょっと高い感じがします。
関東では標準的な値段なのかな?
でも、
あっちこっち食べ歩いてるドライバーさんが言うんだから
値段以上の味は堪能できるんじゃないかなぁ〜 きっと。

ちなみに
牛久沼は水質が悪く、うなぎはとれないそうで・・・
うぅ〜ん・・・なんだかなぁ〜???