「気圧に命名?」


皆さん、
今回のこのタイトルを見て、話の内容がすぐ想像出来ましたか?
私は、
「気圧って、命名出来るらしいぞ!」
・・・って
初めて聞いた時は、よく意味が良く分りませんでした。

という事で
今回のスゴイは「気圧の命名権」の話です。
って、
言われても、ちょっとピンとこないですよね。

実は、
ドイツでは高気圧と低気圧の命名権を民間に売ってるんです。
この制度、
ドイツの気象研究所(日本の気象庁?)が
国の財政削減で気象観測を続けるのが難しくなったとかで
2002年から開始されてるんです。
なんでも
ヨーロッパでは「大事な人へのプレゼントに最適」ってPRされてて、
これまで600人以上が命名権を買ったとか。
なんと、
日本人も去年の秋に購入していたそうで、
「TAKASHI」という名の低気圧がドイツに雨を降らせたんだって。

この制度では
高気圧、低気圧に年ごとに男女を入れ替えて人名を付けていて、
それぞれ頭文字がアルファベットのABC順に命名されるんだそう。

 申し込みは先着順で、
 命名権料は
 低気圧が199ユーロ(約2万8000円)
 高気圧が299ユーロ(同4万2000円)
 高気圧は低気圧に比べて、
 天気図上に長期間とどまる事が多い為
 割高になるんですって。

それに
低気圧を買ったりして
「低気圧MoMoが○○地方に大雨を降らせ、土砂崩れの被害が・・・」
なんてテレビで言われたらショックだしね。
でも、
命名権料が2万8000円〜4万2000円って高い? 安い?

そえいえば
月の土地も分譲されてるって聞いたことあるし・・・
今時は、何でもありなのね??

cf.共同通信 2006/05/31