「宇宙旅行」


「海外旅行も飽きたし、今度は宇宙旅行にでも行こうか!」
「いいわねぇ〜、月の裏側でも見てきましょうか」

そんな会話が絵空事でない時代がスグそこまできています。
というか、
既に現実のものとなっているんです。

実はアメリカでは
ヴァージン・ギャラクティク社やスペースアドベンチャー社など
数社の旅行会社が宇宙旅行を取り扱っているんです。
驚くことに
日本の某旅行会社(JTB)も今年から取扱いを始めてます。

宇宙旅行は次の二種類に大きく分類されます。
@サブオービタル
 スペースシップで高度100Kmまでを往復し、
 数分間の宇宙体験をする
Aオービタル
 国際宇宙ステーション(ISS)に宿泊し地球の軌道を数日間回る

使用機体は
@サブオービタル
 専用のスペースシップ(豪華な内装と広い窓が特徴らしい)、
 スペースシャトル型、航空機型など複数の機体から選べます。
Aオービタル
 アメリカの旅行会社がスペースシャトル、
 JTBはロシアのソユーズとなっています。
 (個人的には旧ソビエト製のソユーズは怖いかも・・・)
 
 金額は
 @サブオービタル
   約1000万円、
 Aオービタル
   約24億円
 いずれも地上での加速度重力訓練、
 無重力訓練等が含まれるそうです。
 
オービタルについては、
2010年に民間ステーション「ノーチラス」が
完成するため個室で一泊1億円〜1億5千万(シャトル代込み)の
低価格で提供できるとか???

そして極め付けが
JTBが扱っている「月旅行」
ソユーズに搭乗し月の裏側を飛行し地球に帰還する8〜20日の旅
(月に行くだけではなくISSに滞在して地球軌道も回るプランもあり)
なんでも早ければ2008年からスタートするんだとか・・・
ちなみに
お値段は約120億円(ガガーリン宇宙センターでの訓練費用を含む)

こういう時代になったんですねぇ〜

(写真はNASA提供)
2006.03.01