「盛岡冷麺」
岩手県盛岡市


冷麺っていうと、
皆様はどのようなものをイメージされますか?

中華料理店やラーメン店にある「冷やし中華」・・・
韓国料理店や焼肉店にある「ゴムみたいな冷麺」・・・
ほとんどの方は、
このどちらかをイメージされたのではないでしょうか?

今回紹介する盛岡冷麺はこの後者の仲間、
「なんか・・・ゴム食べてるみたいぃ〜」ってやつです。
ただし、
韓国冷麺(平壌冷麺)とは全く(?)別物なんですよ。

麺は
韓国冷麺が少し黒っぽい感じなのに対して、
盛岡冷麺は白っぽいというか透明っぽい感じ。
なんでも
韓国冷麺はそば粉が入ってるから黒っぽいんだとか。
スープは
韓国冷麺がキムチの漬け汁を使った酸味が強く辛いスープ、
盛岡冷麺が牛肉や鳥ガラを煮込んで作ったコクのあるスープで
辛さの中に程よい甘みがあります。
具については、
どちらも似たようなもので、
キムチ、たまご、きゅうり、梨orすいか、チャーシュー・・・・等々、
盛岡冷麺ではよく煮込んだ牛肉などもトッピングされます。

で、
韓国冷麺と盛岡冷麺のどちらが美味しいの?
・・・と問われると、
まぁ、好みの問題があるので一概には言えませんけど私的には
「盛岡冷麺を食べたら韓国冷麺は何か物足りない」
・・・って感じです。

あのコクと甘味のある辛いスープに弾力のある麺をからめて食べると
口の中で辛さと甘味が広がってヤミツキになってしまいますよ。
麺はラーメン、そば、うどんの様に噛み切って食べるのは大変なんで、
ズルズルって飲込む様に食べて、ノドごしを楽しんむのがいいかも。
スープも辛くて飲めない程ではないし、甘味もあるので美味しい


 お勧めのお店は、下の2軒。
  (・・・というより、
   この2軒しか行った事がないので
   他店と比べられないんだけど・・・)



食道園(盛岡市大通1-8-2)
 盛岡冷麺の元祖のお店です。
 辛口は火が出るほど辛いので「普通」がお勧め

ぴょんぴょん舎(盛岡市稲荷12-5)
 麺の固さも程よく、辛さも抑えてあるので食べやすいのです。
 私はこっちのお店のほうが好きかも。

岩手県へお越しの際は盛岡まで足を伸ばして食してくださいませ。
また、
最近ではネット通販もしてるみたいなので、
そちらで試してみるのも良いかもね。