「カブトガニ饅頭」
岡山県井笠市

日本全国どこに行っても、
地元の名産や観光名所等を模った銘菓というものがあるんですが、
中には、

「何でコレを模ったの??」

・・・と、真剣に聞きたくなる銘菓もあります。

その代表が今回紹介する岡山県の「カブトガニ饅頭」

岡山県笠岡市は、
天然記念物の「カブトガニ」の町として知られていて、
市内にはカブトガニ型の建物のカブトガニ博物館があるし、
街中がカブトガニで溢れてるって感じなんです。
当然、
お土産も「カブトガニ○○」となるわけですが、
今回紹介する「カブトガニ饅頭」はちょっと悪趣味なんです。
だって・・・
リアルなんだもん。
昆虫、爬虫類、両生類系が大の苦手の私としては
とんでもない造形なのです・・・はい。


 それに、
 カブトガニの血液は乳白色だけど、
 空気に触れると青緑色に変化するとかで、
 それにちなんで、
 この「カブトガニ饅頭」の餡を
 緑色の抹茶餡にしたんだとか・・・。


だから、この餡の色には
生物学的な根拠があるのである・・・んだそうで・・・
別にそんな根拠、誰も望んでないって!

また、
カブトガニは夫婦仲よくて
1年の大半は一緒につながってる(?)んだそうで、
夫婦円満の守り神ということで縁起物のお土産だそうです。
まっ・・・それは良いことだよね。

味のほうは・・・・私、食べてないので解りません。
ただ、
周りの話を聞く限りでは、結構美味しいんだそうで・・・。

ちなみに、
「カブトガニ最中」ってのもあるんですが・・・なんだかなぁ〜

(注)左側の写真は本物のカブトガニです。