「大菊人形展」 
大阪 枚方市 ひらかたパーク

いやぁ〜・・・
まだまだ暑さも残ってますけど、朝夕はめっきり涼しくなって、
おぉ〜秋がやって来たぁ〜って感じですね。

秋といえば、なんといっても菊の花が美しい季節です。
今回紹介する菊人形は秋の風物詩といて日本中で展示されます。
北海道の北見、青森の弘前城、福井の武生等も有名ですが、
郡を抜いているのが「ひらかた大菊人形」だと思います。
その規模、そして豪華さ、どれも他の追従を許さないって感じです。
 (私が関西人だからって訳ではないですよ・・・・)

この「ひらかた大菊人形」、なんと今年で93回目!
たぶん戦時中は中止してただろうから100年位なるのかも・・・
 (すみません・・・調べずに記事を書いてるもんで・・・いつもですけど)

菊人形って、
人形師と菊師という専門の職人さんがお作りになるんですよ。
骨格を木で作って、頭・手・足を作って、菊を付けて・・・
ってな感じで、一体の人形が完成するのに一ヶ月も掛かるんだって!
特に熟練の菊師さんは少なくて、
この菊師さんの腕が菊人形の出来栄えを大きく左右するとか・・・

「ひらかた大菊人形」は
毎年、NHKの大河ドラマをテーマに開催されますので、
今年は「新撰組!」の名場面が菊人形で再現されてるんですが、
菊人形のその奥深い魅力は見る人を釘付けにしちゃいますよぉ。

まっ、
ここまでは一般的なご紹介ということで・・・
ここからがMoMo流の鑑賞法だよ。

実は、この菊人形の「菊」・・・実は10日程で痛んでくるため、
展示期間中に何度も着せ替えを行っているんです。
同じ人形でも毎回違う色の菊が飾られるので、
行く度にその場面の雰囲気が変わってたりして面白いんです。

もっとスゴイのは、
「ひらかた大菊人形」では、
この「菊」の着せ替えを展示中に行ってくれるので、
菊師さんの熟練した技を目の前で見ることが出来るんです。
これは、
もう、もう、もう、もう、もぉ〜のスゴイ! の一言に尽きます。
ほんとほんと
もう・・・スゴイんだから・・・
案山子にワラを巻いたような骨格に
菊の花が次々と差し込んで、ただの案山子に命を吹き込むんですよ。
ぜぇ〜ったい一見の価値ありです。

11月いっぱい位まで開催していますので、
関西にお寄りの際には、ぜひぜひご覧になってくださいませ。