「日本一のラムネ温泉」
大分県 長湯温泉

この季節に、どうして温泉の話なの・・・?
暑苦しい・・・・・・と思う人もいるかもしれないけど、
今回紹介するのは、
名前だけで冷ややか美味しそうな「長湯温泉のラムネ温泉」です。

長湯温泉という、この気持ちよさそうな名前の温泉は、
湯治場としても有名な「日本一の炭酸泉」です。
温泉は日本中にありますけど、
炭酸泉っていうのは、とっても珍しいんですよ。

この長湯温泉の炭酸泉、
なんと40年もの間、放ったらかしにされていたんですけど、
地元の老舗「大丸旅館」が、昨年、外湯として復活させたんです。

この「ラムネ温泉」は仮設小屋の露天風呂造り。
無人で、入口で200円入れて中に入ります。
湯船は4つ。
33度の湯船が1っで、
あとの3つは43度(円形の釜風呂風2つとヒノキ風呂)の湯船。

お勧めなのは、
33度の温泉の方だよ。
体温より低いのに温泉っていうのも何か変だけど、
一応、温泉ということらしいんです。
さてこの温泉、湯船につかっていると、
全身にビッシリ無数のラムネの泡がくっ付いくるんですよ。
キラキラ光って、それはもう超ぉ〜感動ものなのです。

ただし、
仮説小屋の外湯だから小さいし、たいした設備も無いから、
タオルも持参しなくちゃダメよ。

もし、
満員で入れなかったり、
設備のある普通の大浴場じゃなきゃヤダ!・・・って人も、
ラムネ温泉の「味見」だけでもして欲しいな。
入り口の横の外壁に飲料用の蛇口があるから、
ぜひぜひ、チャレンジしてね。

味は、やや鉄臭っぽいんだけど、ほんのり甘くてラムネ味。
お持ち帰りもOKで、もちろん無料です。

ちなみに
「日本一のラムネ温泉」というのは、長湯温泉の宣伝文句ではなくて、
花王の研究所が全国の炭酸泉を調査したて命名したもので、
名実共に日本一なんですよ。