「官兵衛の湯」
兵庫県 有馬温泉


いやぁ〜、
右足を複雑骨折しちっゃて・・・今、入院してるですけど、

「退院したら、湯治に行きたい!!」

というのも、
今年のNHKの大河ドラマが「軍師 官兵衛」じゃないですかぁ〜。

主人公の黒田官兵衛は、荒木村重に1年間も地下牢に幽閉され、
秀吉に助けられ時には、足が弱って歩けなかったのですが、

有馬温泉の湯治によって、
右足を引きずりはしましたが歩ける様になったとか。


温泉好きの方には、
いまさら、有馬温泉の説明は不要だと思いますが、
有馬温泉は開湯1400年の日本最古の温泉で、
日本書紀にも載ってます。

藤原道長や足利義満なども訪れていて、
官兵衛の主君の豊臣秀吉は妻のねねと共に何度も訪れたと
伝えられます。

・・・ってか、
今の有馬温泉の街を作ったのは秀吉だったりします。


 で、
 有馬といえば 「金湯」と「銀湯」

 特に金湯は、
 環境省が 療養泉として
 指定している9つの主成分

 単純性温泉、二酸化炭素泉、
 炭酸水素塩泉、塩化物泉、
 硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、
 酸性泉、放射能泉のうち、

硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれていて、
世界的にも珍しい湯です。

なので、その効用も、世界トップクラスというわけです。

外傷、手術後のリハビリテーションには、もってこいなのです。


まぁ〜、金湯といっても、金色というよりは黄土色。

早い話が「泥湯」みたいな感じなんですね。
本当に濁ってて、湯面から10cm下はもうちゃんと見えないくらいです。
タオルをつけると、黄土色に染まってしまいます。

でも、これが本当に温まって極楽気分なのです。
ホテルの食事も山の幸が豊富で美味しいし


まぁ〜、そんな感じなので、
官兵衛にあやかって、右足の療養をしたいなって・・・思ってたりするわけです。

でね、会社の同僚に聞いたら
大河ドラマの影響で、今、有馬温泉、宿がいっぱいなんですって。
元々、人気の温泉地なのに、さらに拍車がかかったみたいで。

皆様も、有馬温泉に行こうかなって思われたら、かなり早めの予約が必要みたいです。


こんな感じだったら、
私の湯治は日帰りで
「太閤の湯」かも・・・

(注)太閤の湯は
いわゆる温泉ランドですけど、
源泉を1日たっぷりと楽しめるので大人気なのです。


write 2014.03.01