香川県 小豆島
寒霞渓(かんかけい)
「一億円のトイレ」

皆さん、
日本三大渓谷美って、知ってますか?

猊鼻渓(げいびけい)(東山町・岩手) 、
嵯峨渓(奥松島・鳴瀬町・宮城) 、
耶馬渓(やばけい)(耶馬渓町・大分)、
寒霞渓(小豆島・香川) ・・・・・・・・・・の四つです。

えっ・・・、三つじゃないの?
そうなんですよね。
日本三大○○っていうのは、
二つはだいたい定番なんですけど、
残りの一つは、各地元が名乗りを挙げていて、
三つに定まらないっていうのが通例なんです。
なんだか、変な話ですよね。

まっ、それはさておき、
この日本三大渓谷美のひとつ、香川県の寒霞渓には、
なぁ〜んと!!、一億円のトイレがあるんです!!

そのトイレは、
売店の横にあるむ自動ドアのトイレなんですけど・・・・、
いったいどんなトイレだと思います?

総大理石張り?・・・・・・・・ブゥ〜〜・・・・はずれぇ〜

便器が純金?・・・・・・・・・ブゥ〜〜・・・・それもはずれぇ〜
そんな事したら、皆、削って持って帰っちゃうって!!

正解は・・・・、
ごくごく普通のトイレです。

なんといっても、渓谷っていうくらいですから、
資材の運搬費や大工さん等の職人さんの養生費や現場管理費が、
街中や普通の観光地などとは比べ物にならないほど高額になって、
結局、一億円も掛かったんですって。

一億円ですよ、一億円!!
すごいですよねぇ〜
なんてことない普通のトイレですからねぇ・・・。

・・・ということで、
皆さん、もし、ここに行ったら、
便意をもよおしていなくても、無理してでも、
やっておかなくちゃ、損ってものですよ。

だぁ〜って、
一億円のトイレで用を足すなんて、
一般庶民には一生に一度あるかないか・・・・ですものね。

でも・・・・
ありがたくて、お尻が腫れ上がっちゃったら、どうしましょ・・・。
・・・ってなことはないか、
だって、中身は普通のトイレだもんね。

金の便器だったら
根性で持って帰るんだけどな・・・・