「3D菩薩お守り」
京都 平等院


いよいよ、年も押し迫ってまいりましたね。

今度の正月は、
1/1〜2日が土日曜になっているので、何か損した気分ですが、
皆さん、年末年始のご予定はバッチリですか?

もし、ハッキリ決まってないのなら
京都にお越しの予定の方や関西の方は、
平等院に初詣とかは如何でしょう?

現在、平等院では、
平安時代後期に作られた国宝・雲中供養菩薩像52体のうち
5体のフルカラー3D画像を携帯に保存できるサービスをしてるんです。


 ダウンロードは、
 境内の「ミュージアム鳳翔館」にある
 QRコードを無料で読み取るだけでOK!

 この菩薩像は、
 世界遺産の鳳凰堂と同じ1053年の制作
 鳳凰堂の壁に本尊の国宝阿弥陀如来を囲んで
 掛けられてるもの。


ダウンロードできる5体の菩薩のフルカラー3D化については、
実物の菩薩像の表面に残っている微量の顔料を分析すると共に、
鳳凰堂内の扉絵「九品来迎図」に描かれた仏の配色を参考にデジタル復元したんだとか。

なんか、もう、何でもアリって感じですけど、
それにしても、極彩色というか鮮やかな仏像の色に驚きませんか?

今、私達が見ている仏像は、
色が落ちて、木目の風合いですけど、
建立当時はこんなんだったんですね。

失礼ですが、
色が鮮やか過ぎて、
かえって、ありがたみがない気も・・・・<(_ _)>

で、
平等院の話では

「デジタルのお守りとして仏像に親しんでほしい」

・・・とのこと。

信心の有無はともかくとして、
絵はがきを買うのとは、違った記念になる事は間違いなしですよね。

ダウンロード期間は平成22年11月22日〜平成23年1月14日
興味のある方はお早めに

cf. 宇治平等院HP http://www.byodoin.or.jp/index.html

write 2010.12.20