「にしんの山椒漬け」
会津地方


えぇ〜、
久しぶりに会津に行って参りました。

「寒い! メッチャ寒い!」

こんな寒い日は、熱燗を、キュゥ〜〜っと!!

・・・と、
言いたいところなんですが、私、日本酒、全然ダメなんですよね。
コップ一杯飲んだだけで、
翌日、頭が痛くて痛くて堪らなくなっちゃうんですよね。

ってなわけで、
日本酒のお好きなお方への逸品

「にしんの山椒漬け」

 会津地方の郷土料理で、
 昔、雪が降る冬の間の保存食として
 考えられたそうで・・・。
 干物の身欠きにしんを山椒の若芽と
 醤油、酢で漬け込んだものです。

生じゃなくて、干物を漬け込むってところが変わってますよね。

山椒の香りと酸味が、にしんの魚臭さと渋みを取れているし、
漬け込んだことで、干物の特有のあの独特の硬さが
程よい歯応えになり、味もとってもしなやかな感じになってるんですね。

特にあの山椒の香りは格別でクセになっちゃいます。

日本酒(熱燗)に合うのはもちろん、ビールにだってバッチリですよ。

一般的な食し方は頭と背びれの部分を切り落として、
後は2〜3cmの程度にスライスするだけ。
さっと、火に炙っても美味しいですよ。

個人的には、アツアツご飯に乗せてお茶をかけてもOK!

お土産屋さんでは
三枚(半身)で大体700〜800円位、値段も手頃です。

write 2008.12.01