「カツオのハラス」
鹿児島県


皆さん、
カツオのハラスってご存知でしょうか?

ハラスは漢字で書くと「腹皮」

そう、
その名の通り、カツオの腹の部分なんです。
鰹節の製作過程で余っちゃう部分なんですが、
実は、
カツオで一番美味しいところがこの部分・・ハラスだそうで、
マグロで言えば、大トロの部分なんだそうです。

カツオっていうと、
高知県(初カツオ、カツオのたたき)のイメージが強いんですけど、
静岡の焼津、鹿児島の枕崎や山川の漁獲高がはるかに多いんです。

で、
このカツオのハラス、
湯引きにして刺身、から揚げなど調理法は様々だけど、
オススメは何と言っても塩焼き!

まずは、
塩漬けになってるハラスはちょっと辛いので、
生の急速冷凍のヤツを買って来るのがポイント。(通販でも買えるよ)

 解凍はしないで、
 サッと軽く洗ってから、
 荒塩を少しふりかけて網焼き。
 ちょいと焦げ目がつく程度に焼くのがコツ。

 から揚げにする場合は、
 一口サイズに切って、塩コショウ、
 しばらく寝かせてから揚げればOK

カツオの旨味がギュギュっと詰まってるというか、
とにかく、脂がのっていてヤメらんない美味さです。

これが
ビールに合うんですよね〜
私の友人達は

「鹿児島の名産なんだから、焼酎でいかないと!」

・・・と
言うのですが、
私は、焼酎はちょっと苦手なんですよね。
何故か、翌日に残っちゃうんですよね。

安いし、お勧めの逸品です。

ちなみに
枕崎では、カツオの心臓を「珍子(ちんこ)」と呼んで、
唐揚げや煮付けにして食べます。
(私はまだ食べたことないけど・・・)

cf.
photo. しまづ屋 
    (http://www.shimadzuya.jp/ajito-takumi/k_torohara.htm)

write 2008.06.15