「源氏物語ミュージアム」
京都宇治


えっと、
今年、2008年(平成20年)は、
源氏物語が記録のうえで確認されて、ちょうど千年なんですって!

・・てなわけで、
今年一回目のスゴイは、この源氏物語にあやかって、
京都宇治の「源氏物語ミュージアム」を紹介しますね。

って、
偉そうに言ったりしてますが、
実は、私、ここ、行った事なかったもんで、
年末にちょっこっと行ってきたばっかりだったりして(*^_^*)
(今年は、仕事で行く事あるかもしれないしね)

で、
普通、この手のミュージアムの場合は、
ある程度の知識がないと辛いところもあるんですが、
ここに関しては、ちょっとした基礎知識があればOKって感じです。

逆に言うと、
源氏物語ファンというか、詳しい方には物足りないかもしれません。

と言うのも、
このミュージアムの展示は
源氏物語のストーリーに関連した展示ではなく、
源氏物語の世界観(雰囲気?)を伝える展示なんですよね。
早い話が平安の貴族文化の紹介!!

牛車の模型、舞楽の人形、貴族のお姫様の部屋の再現 etc...

 ただ、
 宇治十帖の部屋では、
 ストーリーの中でも有名な「橋姫」の場面を
 再現していますが、(左の写真)
 本編の内容もよく分かってない、私には、
 息子の薫が主人公の続編なんて
 「???」の世界なわけで・・・。

かと言って、
詳しい人には「これが再現??」って感じでしょうし・・・。

ミュージアムとして考えると
どういう人に来て欲しいのか、立ち位置がハッキリしないし、
その関係でか、展示内容の踏み込みが、もう一歩足りない感じです。
でも、

『優雅で華やかな平安の世界を
 源氏物語をモチーフとして気軽に親しむ』

・・・と考えると、
なかなか、どうして、とっても楽しいもんでした。
はい、お勧めです!

入場料も
大人500円、子供(中学生まで)250円
・・・と、手頃です。

宇治と言えば、
世界遺産の「平等院鳳凰堂」「宇治上神社」もあるし、
美しい宇治川沿いを散歩するのも素敵なので、
ぜひ立ち寄ってみてください。


ちなみに、
私が知っている源氏物語の登場人物(光源氏のHの相手)は、

藤壷(ふじつぼ) ⇒ 実母そっくりの義母
紫の上   ⇒ 藤壺の姪、源氏が幼女として育て、14才になった時に・・
六条御息所(みやすどころ) ⇒ 皇太子(腹違いの兄弟)の奥さん
夕顔 ⇒ 六条御息所の生霊に殺された
空蝉(うつせみ) ⇒ 人妻
軒端の荻(のきばのおぎ) ⇒ 空蝉の娘
小君(こぎみ)      ⇒ 空蝉の弟
源典侍(げんのないしのすけ) ⇒ 60才近い老女官

うぅ〜ん・・光源氏って・・何でもアリなのね!


phote「源氏物語ミュージアム」
http://www.genji-daigaku.com/museum/museum/museum.html

write 2008.01.10