「床もみじ」
京都 実相院


いゃぁ〜、秋ですねぇ〜。
秋っていうと、やっぱり紅葉ですよね。

ってなわけで、
今回は、数ある紅葉の名所の中で、
ちょっと変り種の名所を紹介しますね。

それは、
京都 実相院の「床もみじ」

実相院は、京都では珍しい天台宗寺門派の門跡寺院
(京都は比叡山を中心とした山門派がほとんど)

門跡寺院とは代々親王(宮様)が住職となったお寺のことで、
実際、
この実相院も、お寺というよりは公家屋敷の雰囲気です。

実相院の庭は二つあって、
一つは、
池泉回遊式庭園と言って、離宮などによく見られる様式の美しい庭
もう一つは
枯れ山水の雄大な石庭。
いずれも借景とした裏山との調和が素晴らしいのです。

 そして、
 この庭の紅葉が
 100年以上磨き込まれた
 実相院の床に映りこんで、
 幽玄の美を醸し出しているのが「床もみじ」

 直接、紅葉を見るのではなく、
 床に映る朱色に季節の移ろいを感じとる
 ・・・いかにも京都らしいですよね。

 正午前後が
 一番美しく見て頂くことが出来るとか。


ちなみに
この「床もみじ」が注目され始めたのは10年程前、
観光タクシーの運転手さん達の間から口コミで広まってきたそうです。
「床もみじ」って名前も運転手さん達が名付けたんですって。
goodなネーミングですよね。
 
あっ、そうそう
夜間ライトアップもきれいなんだって!
私は夜には行った事はないけど、
会社の先輩が言ってました (*^。^*)


拝観料は大人500円、小中学生250円
詳しくは
実相院のHPを
http://www.jissoin.com/index.html
(写真もコチラからお借りいたしました)

write 2007.10.15