2005/10/15
「右手に見えますのは」


はてさて、
今回のお仕事は大阪市内の某自治会の懇親旅行会・・なんですが、
何と言っても!

「予算がギリギリ!!」

それなのに
お客様方の希望は

「一流ホテルに泊まりたい」
「食事も出来るだけ豪勢に」
「観光も充実したものを」
「添乗はMoMoちゃん、ガイドはカワイイ子つけて・・」
「それから・・・それから・・・」

で、
私・・・企画の段階で言ったんです。

「今回の予算では、ソレ全部出来ません。
 ガイド抜きならホテルと食事だけは何とかしますけど・・」

「えぇ〜!ガイド付かないの〜??」

「じゃぁ、ガイド付けてもいいですけど、私(添乗)付かないですよ。
 それとも・・・ホテルと食事をワンランク落としますか?」

ドヤコヤ、ドヤコヤ・・・・(お客様相談中です)

「じゃ〜、MoMoちゃんがガイドして!」

「えぇ〜っ!!! そんなん出来ないですよ。
 私、そんな専門知識全然ないし、
 第一、添乗がガイドの仕事したら怒られちゃいますよぉ。」

「MoMoちゃん・・そこを何とか・・・」

「ダメ! ダメですからね!」

でも結局、
一流ホテル&豪華夕食&添乗(兼ガイドの真似事)になったんです。
仕方なく、
親しいドライバーさんを指名して、
事情を話して理解してもらう事にしたんです。(秘密ね・・とか言って・・)

さぁ〜旅行当日
ネットで色々と調べて作ったレジュメ片手に

「皆様・・右手に見えますのが・・・」

「何言うてんねん! それ、MoMoちゃんの右やろ!」
「俺たちには、左になるぞぉ〜」
「MoMoちゃ〜ん、手ぇ〜反対ちゃうんかぁ〜」 (バス中大爆笑)

「じゃかぁしい! 判ってんねやったら黙って聞いとかんかい!
 調べんの、どんだけ大変やった思てんねん!」
・・・とは、
口が裂けても言えませんので・・・
「あれぇ〜・・間違ったかしら・・てへっ」(ブリっ娘モード全開)

あぁ〜悲しきサービス業・・・
何と言っても「お客様は神様」なのですから。