2004/12/15
「くじびき」

「はぁ〜い!! みなさぁ〜ん、
 ちょっとビール置いて、私の話を聞いて下さぁ〜い!」

「なんや、MoMoちゃん」
「なんか、えぇ話かぁ〜」

「もちろん!
 なんと、今日皆様にお越し頂いたこのホテル、今月で創業50周年!
 でぇ〜
 ご愛好感謝の豪華景品抽選会をして下さるそうでぇ〜す!!」

「うぉ〜〜!!」 (お客様は拍手喝采の大騒ぎ)

まずは、
女将さんがご挨拶をされ、
サブマネージャー(?)から簡単に商品が紹介されます。
一等は「デジカメ」・・・最新型で6万円相当
二等は・・・何だっけ??
まぁ〜いいや、
末当でもホテル特製の洋菓子・・・買えば500円位?
ハズレなし・・・という豪華なもの。

続いて
抽選箱がお客様の前を順番に廻ります。
あの・・ほら・・
赤くて、三角で、角をピリピリっ破って見るやつ。
お客様は、スグ、その場でビリビリッとして、
それぞれ商品をもらっていきます。

こういう時って、
いい大人でもホントに無邪気になりますよね。
ほとんど皆さん、末当なんですけど、
もう、もう、それは、それは、スンゴイ盛り上がりようなんです。

そして、お客様全員がクジを引かれた後、
「あのぉ〜、添乗さんもどうぞ、引いてください。」

「えっ、私・・・引いてもいいんですか??」

「えぇ、どうぞ、どうぞ」

それを聞いたお客様・・・
「うおぉ〜〜!!」・・・と、さっきの何倍も盛り上がるんです。

私・・・実は・・・何を隠そう・・・
「くじびき」系はめちゃくちゃ強いんです。
今回のお客様はお付合い長いので、それをご存知なんです。

「じゃ〜、引きますね」

・・と、
引いたクジを中居さんに渡すと
ビリビリッ・・・・・っと破って・・・一言

「あっ・・・添乗さん・・・一等・・・・」 (恨めしそうな、震えた声で)

「エライ! MoMoちゃん!」
「MoMoぉ〜 日本一ぃ〜!」

「えっへん!!」 (得意のポーズ!)

・・・・・

さて、
一夜明けた、帰りのバスの中

「皆さ〜ん、それでは、そろそろ始めましょうか!
 MoMo女王杯、デジカメ争奪ビンゴ大会ぃ〜!!」

そうなんです。
私、添乗中、イベント等でもらった商品は全てビンゴ商品にするんです。
ホテルの宿泊券・食事券、伊勢海老、松葉カニ、真珠・・・etc
とにかく、
私、クジ運が強いもんだから結構当たるんです・・・コレが。

ちなみに
大学の卒業パーティーのビンゴ大会では、
IBMのデスクトップPC(20万円相当?)当てました・・・