2004/11/15
「明日は誕生日」

「は・・はじめまして・・・あの、あの、よろしくお願いします。」
・・・それがAIちゃんの第一声でした。

1週間ほど前・・・
「MoMoちゃん、元気ぃ〜」
「あっ、Mちゃん・・元気だよぉ〜 (親友のMちゃんはガイドなのです)
 来週の仕事楽しみだねぇ〜、一緒の仕事、1ヶ月振りだもんねぇ」
「それがね、MoMoちゃん」
「うん?」
「急な指名が入っちゃって・・・ゴメン!」
「えぇ〜・・・ざんねぇ〜ん」
「それで、代わりに今年入ったAIって子が行くから・・」
「えっ・・新人さん・・大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫、もう何回も1人で行ってるから・・・・・ただね・・」
「ただ?」
「若いぞぉ〜」
「大丈夫、大丈夫、私だって十分若いから」
「そうかなぁ〜」
「そうかなぁ〜って、Mちゃん、私と同い年やん」
「ちゃうちゃう、私のほうがMoMoちゃんより2ヶ月若い」
「そんなん、ほとんど一緒やん・・・」

そして今日・・・
お客様を迎える前に
AIちゃんと充分にコミュニーションをとっておきたかったので
早朝、車庫まで出向いたんです。

「は・・はじめまして・・・あの、あの、よろしくお願いします。」
「はじめまして、よろしくね。」
「は、はい、わ・・私こそ・・」
「クスッ・・そんなに緊張しなくていいわよ。」
「は・・はい」
 (可愛い!・・生意気小娘のyukiちゃんとはエライ違いだわ・・・)

「あっ! 解った! どうせ皆が私のこと、
 【ワガママ女王様】とか【怒ると仁王立ち】とか言ったんでしょう!
 もぉ〜、みんな言いたい放題なんだから・・・
 それって、みぃ〜んなウソだよ。 私ってスゴク優しいんだから」

「あっ、いえ、そうじゃなくて・・」
「うん?」
「お客様の評判が良くて仕事できる人だから・・・、
 しっかり勉強して来いって・・それから・・間違いのないようにって・・」

「へっ・・・・何それ??
 大丈夫、大丈夫よ、私が仕事できる、できないは別にして、
 新人のうちは間違うのだって仕事のうちなんだから・・・
 私なんかトロいから大変だったのよぉ〜、失敗の連続で・・・」
「そ、そうなんですか?」
「そうよぉ〜」
 (素直だなぁ〜!・・yukiちゃんとはエライ違いだわ・・・)

「ところで、AIちゃんは何年生まれなの?」
「はい、昭和60年です。」
「えっ・・・(しばし絶句)・・・・わ、若いわね・・・(またもや絶句)・・・」


そ・・そうかぁ〜
ついに昭和60年代が社会に出てきたのか・・・
そうよねぇ〜、yukiちゃんが62年だもんなぁ〜

はぁ〜
なんか身体の力が抜けていくぅ〜
明日(11/16)は誕生日だしぃ〜
気力がぁ〜〜〜

ダ、ダメよ! MoMo!
こんな事くらいで落ち込んじゃ!!
女の魅力は若さだけじゃないんだから!!
これからは、
大人の女の時代なんだから・・うんうん
よし!
平成生まれが社会に出てくるまでには結婚するぞぉ〜!! 


うぅ〜ん・・・何か悲しいかも・・