2003/01/25
[スキーの後には・・」

最近のバスって、
足元にも暖房の噴出し口があるでしょう。

足元からポカポカしてきて、ホント気持ちいいですよね。
特に寒い地方では、屋外からバスに戻ってくるときには、
足先が氷みたいになっちゃってるから、スンゴクうれしいですよね。

スキーバスなんか、その典型ですよね。
でも・・・、この足元の暖房が原因で、こんな事が起きるなんて・・・。

・・・ってなわけで、
今回は某アパレル会社の慰安旅行です。
いわゆる宴会・・・が無くて、スキーonlyの旅行なんです。
最近ではたまに、こういうの・・・あるんです。
若い方が中心の会社の場合、
昔ながらの「無礼講の宴会」ってイヤみたいですね。
MoMoは、宴会って好きなんだけどなぁ・・・。

・・・で、
旅行最終日になっても、みんな、スキー&スノボに燃えまくって、
もう、時間ぎりぎりまで滑って、お風呂にも入らずに、
帰りのバスに乗り込んできました。

ヌクヌクの暖房の中、
1.5泊、スキー滑りまくりの疲れが出たのか、
みんながウトウトしはじめた頃、
バスの真ん中あたりに座っていた女の子が・・・・、

「ねぇ、何か、臭くない?」

確かに臭い!それもホッワーンとした中に、強烈な酸味のある匂い。

「うん、臭い・・臭いぞ!!」

眠っていた人も起きだして、もうバス中、大騒ぎです。

悪臭の元は・・・?・・・と探してみると、
一番後ろの席にいた新入社員のT君が、
暖房の噴出し口で、靴下を乾かしてるんです。

「なっ・・、何・・!?」

「あっ、すみません。
 僕、靴下はコレしか持って来なかったんです。
 もうちょっとで乾きますから、もうスグですから・・・」

じょ、冗談じゃない、
靴下が乾く前に、みんなの鼻がおかしくなっちゃう。

「ダメ!!、靴下をビニール袋に入れて、裸足で我慢しなさい。」

これで安心、大丈夫ってわけで、
みんな安心して眠り始めたんです。
MoMoもウトウトと・・・・

でもしばらくすると、
また、プ〜ンとあの強烈な悪臭が。

「えぇ〜・・・今度は何??」

丁度、目を覚ました幹事さんと一緒に悪臭の元を探ってみると、
やっぱりT君。

そう、実は何日も同じ靴下を履いてスキーをしていたT君、
臭くなったのは、靴下だけでなく足そのものだったんです。

でも、当のT君は、すっかり夢の中。
仕方ないので、
幹事さんと2人でT君の足をビニール袋に入れて、
輪ゴムで留めて、一件落着・・・させました。