2017/02/15
「可愛いい女って?」


大阪の某外郭団体の慰安旅行。

毎年、私が企画〜手配〜添乗させて頂いているのですが、
今回は、新しい幹事さん肝いりということで、
ホテルが指定されていて・・・・・

でも、私、そのホテルは利用したことがないんですよねぇ〜。
(というか、そのホテルの名前を知らなかった)

そこはかとない不安を感じながら行ってみたら、
それはホテルとは名ばかりのほとんど民宿のような佇まい。

「まいったなぁ〜、
 このホテルじゃ、参加費に全然見合わないないよぉ〜。」

宴会の料理も幹事さんに指定されたものだったのですが、
これもため息モノで

「ダメぇ〜、これ、絶対クレームになるよぉ〜〜」 (T_T)

・・・って思ってたら、案の定、宴会の最中から

「ホテルと言い、食事と言い、いつもと違いすぎるんじゃないか?」

「というか、この内容なら参加費が少し高いだろ。」

「幹事! どうなってるんだ?!」

・・・と、ベテラン勢を中心に不満続出!

すると、その幹事さん、

「いや、私は初めてなので何もわからず、
 全て旅行社に任せていまして、ホテルも食事も彼女が・・・」

・・・って、すっとぼけたんです。

私の立場とすれば、
事実を話して幹事さんの顔をつぶすわけにもいかず、
とはいえ、私の責任(会社の責任)と認めるわけ訳にもいかず、
どう対応しようかと思った、次の瞬間、

「うそつけ! MoMoはトコトン値切ることはあっても、
 ホテル側の言い値で納得するような普通の女とちゃうぞ!
 こんなに割高になったのは、お前が何か言うたんやろ!」

「そやそや、MoMoちゃんは、そんなに可愛くないよな。」

・・・等々、多数の援護射撃(?)を頂いて、
結果、幹事さんの指定だったということが明らかに。
その場は丸く・・・とはいきませんが、それなりに納まったんですね。

普段、真面目にコツコツと仕事をしてきたお蔭なのですが、

「普通の女じゃない!」
「可愛くないっ!」

・・・って、何、それ?

「はい、はい、どうせ、私は可愛くないでよぉ〜。
 普通の女じゃなくて悪うございました。」  (;一_一)