2015/04/10
「コンパニオン 〜 その安さには理由が」


団体旅行などの場合、
宴会の時にコンパニオンを呼ぶことがよくあります。

コンパニオンと一口で言っても色んなパターンがありまして、
・普通のコンパニオン
・ソフトコンパニオン
・イメージコンパニオン
・ピンクコンパニオン   等々

料金は1人1時間当たり ¥16.000〜 くらいが相場でしょうか。
それプラス、タクシー代¥10000〜って感じです。


その日は、
東海地方のフェリーで海の幸の美味しい島に向かいました。

プロのコンパニオンは本島にしかいないので、
本島からフェリーで来てもらうとなると、かなりの費用になります。

そこで、「島コンパニオン」っていうのをお願いするわけです。

早い話が、島の女の子達がアルバイトで来てくれるので、
とっても安いのです。
代替、1人1時間 \8.000〜 
しかも、タクシー代もいりません。

なので、お客様も大喜びなのです

ただ、
その女の子達がが、
全員が40過ぎという事に目をつぶりさえすれば・・・


さて、宴会が始まると

「皆さぁ〜ん! こんにちはぁ〜」

宴会場に入ってきたコンパニオンの女の子達(?)は、
バブル時代に流行ったような超ミニスカートのボディコンスーツ!!

年令的には多少無理があるものの、
それはそれで熟女の魅力というか、妙に艶めかしいうえに、
会話の内容が

「最近やってないから、さみしいのよ〜」

「お客さんの〇〇、大きそうね」

・・・等々、
あけっぴろげのギリギリの会話、
カラオケのデュエットも、ぴったり寄り添って、胸や太ももスリスリで、
お客様方は大盛り上がり

若い女の子にはとてもできない芸当・・・ってか芸風(?)なのです。

40を過ぎてるからこその技で、
お客様も恐いもの見たさのいい思い出になったと大満足。


さて、翌朝のこと、
朝食会場に行ってみると

「おはようございます」

昨夜のコンパニオンが、
さも、仲居さんの様な顔をしてご飯をよそっています。

「へっ? 何で?」

首をひねりながらフロントに行くと

「おはようございます」

こちらでも、昨夜のコンパニオンが、
さも、ホテルの従業員の様な顔をして・・・

「まさか・・・まさか・・・よね。」


そして、チェックアウト。

バスの出発時には、
昨夜のコンパニオンの全員が一列に並んで、
手を振って見送って下さいました。

ホテルの従業員がコンパニオンのアルバイトしてるなんて・・・

やってる方は一石二鳥かもしれませんが、
お客様の立場からすれば

「何か納得できない」

・・・なんですよね。