2013/07/01
「聞いて来いよ!」


えぇ〜っと、
出張でA県N市に行った時の事です。

添乗業務ではなく、いわゆる普通の出張です。

年に一度あるかないかって感じなのですが、
たまぁ〜に、そういう事もあるんです。

で、
新大阪から新幹線に乗ってN駅で降りて、
そのまま、タクシー乗場に行ったんですね。

自慢じゃないですけど、私、N市、全然分かんないんです。

変な話ですけど、
観光地だったら地方の街でも土地勘があったりするのですが、
都市部というのは苦手なんですね。

タクシー乗場には結構タクシーが並んでいて、
私、先頭のタクシーに乗り込んで、

「○▽までお願いします。」

「・・・」

ドライバーさんは無言のまま、車を発進

『不愛想なドライバーさんだなぁ〜』

・・・って思ってると、
5分ほど走って、タクシーが止まったんです。

着いたのかなぁ〜って思って外を見ると、
なんと!

警察署の前!!

「あのぉ〜、ここはぁ〜??」

「道、分かんないから、警察署で聞いて来て」 (N弁で)

「えぇー!、
 それやったら、何で、走る前に言ってくれないんですかぁ?!」

「うるさいなぁ〜 
 あんた関西人だな! さっさと聞いて来いよ!」  (N弁で怒鳴って)

「関西人だったら、どうなのよ! 逃げずに待ってなさいよ!」

警察署に入って、お巡りさんに事情を話すと

「それはヒドイですね。 私がタクシー会社に連絡してあげましょう。」

・・・って、即、タクシー会社に電話。

すぐにタクシー会社の人が飛んできて、
運転手はその人(上司?)から散々叱られ、私とお巡りさんに平謝り。

なんでも、○▽が駅から近かいのでムカついたとか・・・

距離が近くて乗車拒否された事は今までもありましたが
こんな経験は初めて。

女1人だったからバカにされたんでしょうか。

こんなんだと、N市そのものの印象も悪くなっちゃいますよ。

ちなみに、
その警察署の場所は○▽とは全然違う反対の方向でした。


PS.
タクシー乗場を教えてくれたJRの方やお巡りさんは、
とっても親切で感じが良かったです。