2013/01/05
「バチ当たるぞ!」


明けましておめでとうございます。

今回は正月らしい話を紹介します。


初詣などで寺社を訪れると、
改修、修繕などの寄付を募っている事ってよくありますよね。

私がこの正月に仕事で行った超有名なお寺でも
境内で瓦の寄進(一枚千円也)を受付けていました。

34〜5才位の人柄の良さそうなお坊様が受付をされています。

(注)瓦には自分の名前住所、願い事を書いたり出来ます。
  寄進するとお守りやお数珠等をくれたりする寺社もあります。


お坊様 「お寺の修繕の為の瓦の寄進をお願いしております」

お客様 「そんなお金ないわ〜。 不景気だもん。」
    「ごめんなさいね〜」

私のお連れしたお客様方だけでなく、
他の初詣客も似たような感じです。
(寄進される参拝客は本当に少ないのです)

で、
お参りを済ませ帰ろうとすると
目の前を超イケメンの若いお坊様が・・・

お客様     「うわぁ〜、きれぇ〜い」
他の女性観光客 「すてきぃ〜」


・・・で当然の如く

「お坊さんのイケメンって色っぽいわねぇ〜」
「一緒に写真撮ってもいいのかしら?」
「彼女とかいるのかなぁ〜」      

・・・キャーキャー言いながら、
彼を囲むようにゾロゾロと女性観光客の大移動


その若いお坊様、
瓦の寄進所まで来ると、それまでいたお坊様と交代

若いお坊様 「寺の修繕の為の瓦を寄進なさいませんか。」


彼女達、
我先にと走り出し、瓦を寄進。

(・・・私も、私も、私が先よ・・・ってな感じで)

若いお坊様 「ようこそお参りでした。」 
      「ありがとうございます。」  合掌


「何だかなぁ〜」

・・・と、
何気なく寄進瓦を見ると、そこには願事ではなく

イケメン坊さんへのメッセージ、
ハートマーク、「私を抱いて」・・・とか等々


「おぉ〜い、バチ当たるぞぉ〜!」


でも、
確かに美しいお坊様で、まるで宝塚の男役みたいでした。