2011/08/01
「ただの偶然?」


えぇ〜っと、8月、夏真っ盛りという事で
今月の添乗日記は、ちょっと怖い話をしてみたいと思います。
まぁ、でも、
そこは添乗日記ですから、それなりに軽い話なのですが・・・(^^ゞ


ということで
今回の話は、私が大学時代の体験談なのです。

それは、京都の貴船神社での・・・

あっ、そうそう、私、大学が京都だったので、
京都は庭みたいなものなんですね。

で、
この貴船神社って「丑の刻参り」で有名なんですね。
鎮守の森の中に入ってみると、アチラコチラに本当にわら人形が・・・


2回生の夏の事
洛北の貴船辺りは結構涼しいので、
サークルの仲間4人で遊びに来たんです。

C子 「うわぁ〜、ホントに、わら人形あるんだぁ〜。」

MoMo 「なんか、怖いよねぇ〜。 名前も書いてるし。」

A君 「おい! これ、Kと同姓同名だぜ!」 (K君もサークル仲間)

皆がA君の元に集まります。

そこには、
右腕に錆びた釘が打ちつけられた、少し古いわら人形が・・・。

B君 「ホントだ」

C子 「たまたまよ。 別の人よ、きっと。」 

A君 「でも、あいつ、去年、バイクで事故って右腕骨折したよな」

MoMo 「ちょっと、気持ち悪いこと言わないでよ。」

その時です。
C子が隣の木を指差して

C子 「ちょっと! これ見て!」

そこには、
真新しいわら人形、頭に突き刺された新しい釘
そして・・・

B君 「おい、Kに気をつけろって言った方が良いんじゃないか」

皆  「うん」


その日のうちにK君にその事を伝え、
数日後・・・

K君 「教えてくれてありがとうな。 
    俺、本当に死ぬとこだったのかも・・・・」

MoMo 「どういうこと?」

K君 「実は、昨日、
    高校時代の彼女が交通事故で頭を強く打って・・・」

皆  「えっ」 (絶句)

K君 「去年の夏に別れてからも、
    どうも変な事ばかり起こると思ってたんだよな・・・」


ただの偶然かもしれませんが、
もし呪いというものがあるのなら・・・・