2009/11/01
「ケーキバイキング」


会社の近くに
美味しいケーキバイキングのお店があるんです。

で、
昼食後、カナ先輩とケーキを楽しんでいると、
大学生風の男の子が1人で入ってきたんです。

先輩 「MoMo、男の子1人って、珍しいよね。」

MoMo 「ホントですよね。」

それとなく観察してると、
ちょっとオドオド気味に席に着き、
ケーキバイキングを注文して、おもむろに立ち上がると
女の子達に混じって、バイキングのカウンターへ

MoMo 「ちょ、ちょ・・カナ先輩、カナ先輩!」

先輩 「うん? 何??」

なんと、その男の子、
ケーキをお皿に乗るだけ乗せ(プチなので10個以上)、席に戻ると、
ものの3分も経たない内に完食!!

先輩 「は、早い!」

MoMo 「丸飲みしてますよね、アレって。」

すると、
また席を立って、
お皿一杯のケーキを取って、アッという間に食べちゃって
また、ケーキ取りに行って・・・(エンドレス)

もう、
お店の女の子達、皆、彼に大注目

MoMo 「す、すごい・・・」

先輩 「ってか、あんなに食べて、気分、悪くなんないかな??」

そして、
5枚目のプレートが空っぽになる頃には、
さすがに、お店の女の子もマズイと思ったのか厨房へ・・・
約1分後、パティシエの方が出てこられて、

「あの、お客様、申し訳ございませんが、そろそろ・・・」

「あっ、はい、そうですね。 
 今日は帰ります。
 とっても美味しかったです。ご馳走様です。」 

・・・と、
メチャクチャさわやかな笑顔で答えると
会計を済ませ(どれだけ食べても1000円)、帰って行きました。

2日後、
ケーキ屋さんに入ると

先輩 「MoMo! アレ!」

MoMo 「あぁ〜! あの時の男の子!!」

彼、
豪快にプレート5枚分のケーキを平らげると、
爽やかな笑顔と共に去って行きました。

先輩 「そういえば、あの男の子、
    一昨日、『今日は帰ります』って言ってたよね。」

MoMo 「そ、そうですね。 
     1回5プレートまではOKって学習したんですかね。」