2008/12/01
「○○美人?」


大阪の某家電メーカー、
今回の旅行会は
○○美人で有名な温泉郷なのです。
出発前から・・・ってか企画段階から、

「MoMoちゃん、MoMoちゃん、
 あそこの温泉郷って、○○美人で有名な所やろ?!」

「ええ、温泉郷ってより、あの地方一帯そういう感じですよね。」

「いやぁ〜、楽しみやなぁ〜、もう、どうしよぉ〜って感じやなぁ」

「どうしよぉ〜って、また、変なこと考えてるですかぁ〜?!
 大体、皆が皆、○○美人ってわけじゃないと思うんですけど・・・」

「いやいや、○○美人って言う位やから、
 大阪よりはズゥ〜と美人が多いんだって!!」

「そうかなぁ〜??」 (・・・ってか、大阪の女の子に怒られるぞ)

で、
やって来ました、温泉郷!!
宴会が終わると早速

「MoMoちゃん、MoMoちゃん、
 ちょっと皆で、温泉街のスナックに行ってくるわ。
 ○○美人のママさんと女の子達が待ってるからな・・・(#^.^#)」

「待ってない、待ってない!!」 (~_~;)

期待100%のお客様方、
温泉街をブラブラと歩き、
とっても雰囲気の良さそうなラウンジを見つけたそうです。

冷やかし半分にドアを開けてみると
抑えた照明の中に○○美人がズラァー!!

「おぉ〜〜!!」
「こ、ここにしようぜ!」
「うん、うん。」

まぁ、そこからは、
鼻の下を目一杯伸ばしての大宴会。

「いやぁ〜、さすが○○美人やなぁ〜」
「ホント、色が白いんだねぇ〜」

まぁ、そんな感じなんで、支払いも相当な額だったらしいんです。

翌朝、
「いやぁ〜、MoMoちゃん、昨夜は良かったよぉ。」
「ホンマ、○○美人を堪能したね」
「だからって、そんなにお金使ったら、奥さんに怒られるんじゃ・・」
「大丈夫、大丈夫」
「そうそう」
「それにな、MoMoちゃん、いっぱいお金使ったお陰で、
 今日、出発を見送りに来てくれるって」
「ホントぉ〜??」

・・・ってなわけで、
出発の時間。
ホントにラウンジの皆さんが見送りに来たんです。
「また、おいでになられたら、是非によってくださいね」

ただ
朝、明るいところで見ると・・・(ベタ塗の白塗り化粧のおば様方)

「わざわざ来てくれなくてもよかったのに・・・」
「昨夜のお金、返して・・・」

何か、とっても可哀そうでした・・・(#^.^#)