2008/03/15
「とんでも女将」
某有名老舗ホテル(雑誌、テレビでもよく紹介されてます)


大阪
某大手電気メーカーの社員旅行でのこと

宴会場にて、

「あれ? カラオケが入らない?

早速、
仲居に聞いてみると
カラオケのbookが別の部屋のモノだったとのこと

で、
この部屋のは・・というと、
かなり古い曲だけ100曲程しか入ってないペラッペラッ!


お客様  「こんなのじゃ、歌えないよ。機械を交換してよ」
仲居    「申し訳ございません。他の機械は全て使用中で・・・。」

お客様  「それやったら、カラオケいらんから、料金から引いといて」
仲居    「私では判断できませんので、ちよっと聞いてきます。」

数分後、
仲居が戻ってきて

仲居   「料金から引くことは出来ないそうです。」
お客様  「何でや、おかしいやないか」

当然、お客様方が騒ぎ出し、
仲居さんの対応ではラチが明かず、

私    「ごめん、女将呼んできて」
仲居   「あっ、はい」

でも、
五分たっても、十分たっても、女将は来ません。

その代わり、私の携帯が鳴って・・・出てみると、私の上司

上司 「お前、また、何かやらかしたんか?」
私   「はい?」
上司 「今、お前の泊ってるホテルの女将から電話あって、
     お前が客を扇動して騒いで、他の客にまで迷惑かけてるって」
私   「はぁ〜、ちょっと待って下さい。A部長と変わります。」

A部長は某大手電気メーカー内の実力者で
何故か、うちの上司とは懇意の中。

2〜3分、話をした後、私に電話を代わると

「MoMo!! すぐ、女将、呼んで来い!」

今度は上司の剣幕に私がビックリして
仲居と一緒に女将のところへ走って、携帯を渡しました。

女将は、私が悪いとヒステリックに叫んでましたが、
上司はお客様であるA部長と直接話しているので、
そんな言い訳とおるはずもなく、
結局、
カラオケ料金は差し引き(当たり前じゃん!)
お詫びとして、お客様全員にビール一本とお土産物ってことに。


翌日、
チェックアウトの手続き中の私の元にやって来た女将、
鬼のような形相で

「貴方のような最低な人、初めて見たわ。
 添乗員として恥ずかしくないの!
 二度と、このホテルの敷居をまたがないでね。」

以降、
当社では、このホテルの利用は一切行わなくなりました。

ちなみに最近では
他社でも、大事なお客様、お得意様の旅行では絶対に使わないとか。
有名老舗ホテルという事で雑誌なんかにもよく出てることもあって、
人気だけはあるので、ツアー専用にしているんだって。

こんなに旅行会社に嫌われたら、
このホテルもそう長くはないかもね。
でも、
この女将、マスコミのあしらいは上手なんだよね
・・・ってか、
マスコミって、本当にちゃんと取材してるのかな??
ここの女将って
客のことをバカにしてるんだよね! (-_-メ)