2007/09/15
「嫌な女・・・」


大阪南部にある某市の自治会の旅行会でのこと。

この自治会は、私が担当になって6年目。
もう、すっかりうち解けて、
お友達のようになっているんですが、
今回、初めて参加されたBさん(男性40代後半?)が、
どうしてか解らないんだけど
私に対して、もの凄く怒っているというか敵意むき出しで、
私が何か言うたびに、突っかかってくるし、
黙っている時でも、怖い顔で睨みつけてくるんです。

初対面の人に
そこまでの怒りを買う覚えがないので
幹事さん(とっても良い人なの!)に聞いてみたんです。

「あの〜、私、Bさんの気に障ること、何かしたかなぁ〜?」
「あの人、オカタイから。
 MoMoは皆と友達みたいに喋るやろ。添乗員って感じじゃなくて。
 それが気にいらないんじゃないかな??」
「そぉっか、じゃ〜、ちゃんと敬語使おうかな?!」
「あほか! MoMoに敬語使われたら気持ち悪いわ」
「ひどぉ〜い」

で、結局、
このBさん、
楽しいだろう宴会の間も
ずぅ〜と私のこと睨みつけるんですよね。
「よろしかったら、カラオケ歌いませんか?」
と声をかけたら、
「お前は、口の聞き方もしらんのかー!だいたいお前はな・・・」
って怒鳴られる始末

「ごめんなさい。私、頭悪くて、敬語苦手なんです。」
「お前みたいな奴、うちの役所やったら即効クビや!」
「Bさん、お役所にお勤めなんですか?」 
「おぉ、○○市役所や。お前のような女とはレベルが違うんや」
「へっ・・・○○市!」
「そうや!」

実は、この○○市役所、
年一回、偉いさんだけの親睦旅行会があって
私ってば、入社以来ずっとその旅行会の担当なんです。
皆、
私のことをMoMoちゃん、MoMoちゃんって
もの凄く可愛がってくれてるんです。

「○○市役所だったら、私、知ってる人いますよ」
「ウソつけ! 誰知ってんねん。 どうせ下っ端ばかりやろ!」
「えとですね、Sさん、Gさん、Kさん・・・」

私が各部署のトップクラスの名前を次々出すと
Bさん、ビックリしたような顔をして・・・・

「ほんまに、皆しってるんか?」
「はい、Sさんは・・・、Gさんは・・・」

お偉いさんの部署や特徴を説明していくと
顔が青ざめていって・・・

「10月には、次の旅行会の企画でお伺いすると思いますので
 皆さんにはよろしく言っといてくださいね」
「いや、そんな・・・、
 私が普通に話できる方々じゃないですから・・・」

それ以降、
Bさんはおとなしくなった上に、
急に私のご機嫌を取り始めたりして・・・

「ふん! まいったか!」

・・・ってなもんです。


でも、
後日、冷静になったら
私、その時、たぶん、スゴク嫌な女になってたなって・・・。
黙って怒られて、謝ってれば済んだのに・・・
恥ずかしいやら、情けないやら・・まだまだの自分に悲しくなりました。