2006/07/01
「修行は辛い??」


全国的に有名な某霊山or総本山にて・・・
(ちょいとバチ当たり系の話なので場所は伏せときます。)

霊山or総本山には宿坊といった施設があって
檀家さんだけではなく、一般の観光客も泊まれるようになっています。
とは言っても、ソコはやっぱり仏教施設。
料理は精進料理だし、お世話してくれるのも修行中の若いお坊さん。
消灯も早ければ、起床も早い。
宗派によっては早朝から座禅を組んだり、
宿坊によっては庭等の掃除を手伝わされたりする事だってあります。
まっ、でも
最近はお酒なんかも飲めるし、(ビールやワインまであってビックリ!)
料理もスパゲッティーなんかもあったりで、俗化傾向もあるんですね。
宿坊の収入っていうのも、お寺にとっては大事な収入源ですから、
やっぱりサービスが一番って事でしょうか。

で!
この俗化が問題なんですね。
今回の舞台となる某霊山or総本山のある宿坊がまさにそうなんです。

つい先日、宿泊した時も
私がお風呂に入っていると・・・
(宿坊にはホテルにあるような大浴場なんてなくて、
 民宿のお風呂みたいな感じです)

ガラッ! 

いきなりお風呂の引き戸が開いて、若いお坊さんが、
「湯加減、如何ですかぁ〜?!」

「キャァー!!」

幸い、湯船の中に入っていたので助かりましたけど、


また、
夜中にトイレに行って戻ってみると、
私が布団から出た時と、布団の位置・乱れ方が微妙に違うんです。
・・・ってか、
明らかに誰かが布団に入り込んだような雰囲気がアリアリなんです。

「ま、まさか、いくら何でもねぇ〜」

私は苦笑しながら、布団の中に入ったんですが・・・、

「ウソでしょ〜」(ーー;)

視線を感じるんです。
それも全身にビシバシと。(もちろん心霊現象じゃありません)
それも1人じゃなくて、4〜5人はいるみたい。

「これは、もう、現場押さえないことには安心して寝られないわね。」

・・・ってんで
私、またトイレに行く振りをして部屋を出たんです。
廊下を向こうに歩いていくかの様に
足音を小さくしていきながら、その場で足ふみをして、
部屋の中の様子を伺ったんです。
すると・・・

ガサ・・ゴソ・・ガサ・・複数の人の気配がしてきたんです。

ガラッ!

「あんた達! 何してんのぉー!!」

一瞬、空気が凍りついたかと思うと
次の瞬間には4つの人影がクモの子を散らすように
部屋の奥の隠し扉(?)の向こうに逃げ出して行ったんです。

「こんな所に、隠し扉が・・・」(ーー;)

早速、
扉の前に屏風を引きずっていって、扉をふさぎ、

「ふん! このMoMo様を覗くなんて百年早いわ!」


翌朝、
ガイドさんにその事を話すと、その程度は日常茶飯事だとか。

「ふぅ〜・・・」(-_-;)

女が珍しいのか??
あんた達!!
せめて、お山にいる間だけでもちゃんと修行しなよ!