「近づくもの・・」
オキナワン・ボーイさんの投稿
 (文章の一部について、MoMoが加筆修正いたしました)


僕もどちらかというと霊的なものを感じるほうなのですが、
添乗に出かけているときはお客さまに気がいってしまうので、
そんなに感じることが無いんです。

それでも、
今回はびっくりしましたが・・・。

ある会社の社員旅行で九州を回っていた時のことです。
最終日前夜に
博多駅すぐ目の前のビジネスホテルで宿泊したときです。

そこは、フロントは一緒だけど、
2号館と3号館が隣同士だけど別の建物になっているところで、
僕の部屋は、
あいにくお客様とは別の棟になってしまったんです。

お客さんに付き合って飲みまわって、
部屋に着いたのが深夜1:30ごろ。

シャワー浴びてテレビを見ながらウトウトしていると
なんだか、いやな雰囲気がしてきたのですが、

「でもお酒も入ってるからそのせいかも」

・・・・と言い聞かせて、
テレビが見やすい位置に体を向けようとしたんですが、
その瞬間、
体が固まってしまいました。

姿かたちは見えないんですが、
何かがヒタヒタと近づいてくるのがわかるんです。

逃げようにも
体が金縛り状態でうごけないんです。

「あぁ、もうどうにでもなれ!」

・・・・と思ったとき、
ふっと体が軽くなり自由に動くようになりました。
近づいてきていた何かも、その気配を消しました。

「10分以上も苦しかったなぁ」

・・・・と思いながら、
ベッドサイドの時計を見てみるとほんの1〜2分なんです。
そんなに短いはずはないんです。
幾らな、こういうときは時間が長く感じるといっても、
10分以上と1〜2分は全然違いますから。
それに、
近づいてきたアレは一体何だったんでしょうか。


このホテル、
出るとか一切聞いた事が無いから油断していたんですね。
・・・と、言っても
出ると噂のホテルでも、今まで気にした事なかったんですが・・・
これからは、注意しようと思いました。


PS.
怖いといえば、
窓が全く無い添乗員部屋のほうが遅刻しそうで怖かった・・・。
だって、外の明かりで目がさめないんだもん。

これだけ、あちこち回ってるんでしたら、
もしかするとMOMOさんとどこかですれ違ってるかもしれませんね。