「女子寮」
流星群@福岡 さんの投稿です
 (文章の一部について、MoMoが加筆いたしました)


「私見ました!」

・・・の投稿を読んで、鮮明に思い出したことがあり投稿します。


当時、
女子寮に入っていた私は、
同じ4.5畳、6畳、6畳の3部屋で構成されている共同部屋?
・・のような部屋に住んでいました。

その3人部屋で起こった出来事です。


ある日の夜、

いつもの様に、たわいのない話をしていて
(4.5畳に住んでいる子は外泊だった)

「じゃあ、おやすみ〜」

・・・と、自分の部屋に返って眠りに入ったんです。

そこまでは良かったんです。(・・・いつも通りの感じで)


深夜・・・、

胸元をスルスルと触る感触。

その後、なんとも言えない、感覚。

マッサージされて心地良い、という感覚とは明らかに違う感覚。

今までに感じたことのない甘美な感覚だったんですが、
それが、とても恥ずかしくて、
思わず

「やめて」

・・・と、口に出して言ったんです。

すると、私の胸を触る手が止まり、
耳元で

「君、可愛いね」

・・・という言葉。

そして、次の瞬間、スッと気配が無くなりました。

と、同時に

H駅近くの歩道の脇に沢山の花が添えられている・・・、
そんな光景が頭の中にパーッと映像として入り込んできたんです。
そして、

「オレ、ここでバイク事故で死んだんだ」


私は、そのまま、また眠りに就いたようで、
朝、起きてみると、

パジャマのボタンは全て外れていて下着も・・・、
胸元は完全にはだけていました。

いくら寝相が悪いとは言え、これは夢じゃないのかも・・・


そう思っていたら、
隣部屋の6畳部屋に住んでいる友達が、私の部屋をノック。

「おはよー、
 なんか、おかしいんだよねぇ〜、
 私、朝起きたら、パジャマのボタンが全部取れてんの!」

・・・と、
不思議そうに話しかけてきました。


後日、
所用がありH駅の傍を通ったとき
夢(?)で見た歩道周りを見ると、沢山の花が飾られていました。

どうやら、
彼が私に伝えていたことは真実だったようで・・・。

でも、
それ以降、何事もありませんでした。

あの時、
私が「やめて」・・・と言わなかったら、どうなっていたのでしょうか??