「氏神様」
kaoru@大学生さんの投稿
(原文のまま)


私は今石川県で大学に通っている学生です。

これは、
つい最近地元に帰った時のことなんですが
なんと神様を撮ってしまいました!
しかもデジカメで!

私の地元は、
熊野古道のあるあたりで、かなり長閑な風景の広がる田舎です。

熊野三山の三社すべてにお参りにいって、
最後に母方の祖父に会って帰ろうと思い、母を連れて祖父の家に行くと
母方の叔父がちょうど稲刈りに来ていて、5、6年ぶりに会いました。

叔父は氏神様を熱心に信仰していて、
地元に帰ってくるたびにお参りにいく人です。

今回も
「氏神様にあいさつしてくる」
・・・と言って
車をだそうとしていたので、なんとなく私と母も同乗してみました。

その氏神様というのは、
母方の一族が先祖代々お守りしてきたもので、
車で山奥までのぼり、車を止めて、さらに山道を歩いたところにあります。

そしてその氏神様はなんと”まな板”の神様なんです。

岩でできた窟の中の岩の上に
いろんなカタチのまな板がコロコロ置かれ、
祀られているというかなり滑稽なもので・・・

小学生の時に初めて連れてきてもらったときは、
岩の上に置かれた、まな板を熱心に拝む母方の家族の姿に
唖然とさせられた記憶があります。

「本当にこれが神様なの?」

・・・って。
私は数回お参りしてから、
ここ数年その氏神様のことも忘れていました。

しかし、
今回は途中の車道ががけ崩れで通行止めになっていて、
お参りにいけそうにありませんでした。

そこで叔父がほら貝を取り出してきて

「仕方ないね。これを吹いてあいさつの代わりということで帰ろうか」

・・・と、森に向かってほら貝を吹き出したのです。

叔父は吹奏をやっていたせいもあってか
ほら貝でもいくつか音階が出て、
その音が森に響いていくのに、母と私は驚かされました。

そして、
その様子をもっていたデジカメで撮ってみると、
日没間近の薄暗い森の中でほら貝を吹く叔父さんと
驚く母の姿がそのときは撮れたのですが

下宿先に帰ってパソコンで写真を確認してビックリ!!

なんとほら貝を吹く叔父さんの真上に
とてつもなく輝く美しい大きな発光物体が写っていました!

本当にその時存在していたとしたら、
直径1m弱くらいの球体(?)でしょうか。

とにかく大きな発光体みたいです。

どうも神様を撮ってしまったみたいなんです。これには感激しました!

叔父に聞けば、この神様、
熊野三山の神社よりもずっと起源が古いらしいです。