「想い」
よっちゃんさんの投稿
 (投稿原稿の内容を尊重しつつMoMoがリライトいたしました)


momoさんこんにちは!よっちゃんです。
ちょくちょくホームページを覗いては鳥肌立たせてます!

momoさんはたまに妙に霊感が働くというか鋭くなるときはないですか?
ボクは2年に1回ぐらいすごく敏感になるときがあります。
今回はそんな時に体験した不思議な事をお話します。

もう何年も前になりますが仕事の長距離トラックをやってまして、
岐阜から新潟へ荷物を運び、その帰りにソレは起きました。

行きとは違う道で帰ったのですが、様子がおかしいのです。

「あれ!? さっきココ通ったよな・・・気のせいかな?」

しかし、また5分程走ると
同じ場所に同じ看板・・・標識すらもすべて変わらない・・・??
道の青い標示板の距離数も変わらない・・・


でも、走り慣れた道なので迷うはずはありません。
ボクは何十分も同じ山道をひた走りしているうちに、
少しづつパニックに・・・・

「落ち着いて・・・落ち着いて・・・」

自分自身に言い聞かせているうちに、
ふと気付いたんです。

ラジオから、
番組とは全く関係のない「人の声」が入ってきていたのです。

「お願い・・・誰か気付いて! 私を助けて・・・」

「お願い・・・誰か気付いて! 私を助けて・・・」

ボクはとっさに車を止め、車から降りて周りを見渡したんです。
すると、
道のはるか下に車らしき影がウッスラと見えたんです。

「懐中電灯、懐中電灯・・・」

光を当ててみると、
車が大破していて、運転席には人影が見えます。
素人が、急な坂を闇夜に降りて行くのはかえって危険と思い、
スグに警察に連絡。

数十分後、
車の中から、免許取り立てぐらいの女の子が救出されました。
意識は朦朧としていましたが、幸い大した怪我もないようです。

ボクは、病院まで彼女に同行しました。
(ってか、警察の事情聴取もあり、着いて行ったって感じでしょうか)

翌日、
彼女を見舞った際に、彼女から聞いた話では、
よそ見で崖から転落して、
ハンドルで身体が挟まり4日間身動き出来なくなり、
寒さをしのぎながら必死の思いで助けを祈ったそうです。

「お願い・・・誰か気付いて! 私を助けて・・・」

「お願い・・・誰か気付いて! 私を助けて・・・」