高校の修学旅行
東京都(?)のyukiさんの投稿です。

私は都内某都立高校で九州に修学旅行にいったときの体験です
修学旅行最終日の観光を終えたバスは、山がまるごとお墓の異様な景色を左手に走っていました。
そして、なんと、お墓に向け左折して、その山を登りはじめました。
丸ごとお墓の山を削り、その崖に無理やり建設したようなホテルは、
当時高校生の私にも、いや小学生でも不自然な印象を感じました。

世はバブル経済のまっただ中です。
建物は新しくお風呂も豪華な感じでした。
夕食をすませ、
当然、裏(木戸を超えれば山ひとつお墓)肝試し決行組みが出る始末。
(私はクラス中で宴会です)

クラスの違う肝試し組みが青い顔をして飛び込んできました。
なんでも、お墓で逃げまどう黒い影がいたとか、それはもう大騒ぎ。

その後、当然、夜中も大宴会でした。

宴会もたけなわに差し掛かったとき、担任の先生が酒に酔い乱入、
クラス全員が部屋で説教です。
担任は山際の窓を背に、怒鳴っていると
その窓の先の裏山に上下白の物体?
いや間違いなく人影がうろうろ、
裏山からのぞくように、
まるで、担任の説教を、担任の背後から、見てる感じです。
同級生の友人も7〜8人同時に目撃しました。
翌朝、その白い人影が人間ではないことに、気がつきまっ青です。
そこは垂直に近い崖だったのです。
高さはホテルの4階にまで達する崖でした。
自分でホテルを選べるなら、決してここには泊まらない。
ここも条件の整いすぎたミステリースポットだと思いました。