「看板」
みぃさんの投稿
 (文章の一部について、MoMoが加筆修正いたしました)


ちょっと不思議な話を聞いたので、
MoMoさんや皆様にも聞いて頂きたくて投稿しました。
昭和40年代の話といいますから、随分年数が経っているんですが・・・。

当時17歳の少年がバイクで単独事故を起こし亡くなったそうです。
その後、
少年が事故を起こした付近で続けて死亡事故が起きたといいます。
不思議なことに、
事故で亡くなった方々の名前は、
バイク事故で亡くなった少年と同じ名前だったというのです。

子供を亡くした上に事故が続き、
また、事故死した方々の名前が我が子と同じだった事に心を痛めた
ご両親が、今後事故が起きないようにと看板を立てたそうです。

「もう、死なないでジュンイチ」

看板を立ててからは事故はなくなり、
その後もしばらくは、
傷んだ看板を外すと再び事故が起き、
また新たな看板を立てるということが続いたようですが、
現在はこの看板はなく、事故も起こっていないそうです。

この看板、
色々な意味に取る事が出来ると思いますが、
子供を亡くした両親が、
「もう、自分達のように悲しい思いをする人がいないように」
・・・と、願いを込めた看板だったと私は思います。

でも、
亡くなった少年と同じ名前の人ばかりが
事故死するなんて不思議ですよね。
その看板は、
国道246号線の善波トンネル近くに立っていたそうです。


-----

MoMoです。
この看板については
もう一つ投稿を頂いていました。

-----

現場監督さんの投稿
 (文章の一部について、MoMoが加筆修正いたしました)

ご無沙汰しております。
その看板は神奈川県のODAT道路の
AT市からOD市に向かって右側にありました。
(17年前に見ましたので今はあるかどうかは知りませんが)

私が聞いた話では
交通事故で亡くなった子供さんがいて、
事故があって以来、その場所では、
車の前に突然人影が飛び出し、
運転手が急ブレーキを踏み車を止めたが、誰もいなかった
・・・ということが何度か続いたそうです。

その噂を聞いた親御さんが
「何度も死なないで欲しい」
・・・と願って、その看板を建てたと聞きました。

看板は普通の文字書きではなく、
中に蛍光灯の入った非常に目立つものでした。
ドライバーへの戒めの気持ちも入っているように思えました。
悲しい話です。