「主(ぬし)の正体」
浪速人さんの投稿
 (文章の一部について、MoMoが加筆修正いたしました)

コノ話は父(は次男です)の身に起きた実際のお話です。
それは、半世紀(50年)程前の事です。

ある日のこと
突然、父が高熱を出し倒れたというのです。
医師に見てもらったのですが原因不明・・・・・。
そのまま一週間も寝込んでいたらしいのです。

タマタマ何時もお世話になっていた住職に見てもらったところ
これはオカシイ・・・ただの病気ではない
・・・と云う事で拝んでもらったんです。
そして
旧家の裏庭にあった小さな池に居た主(ぬし)の仕業だと判明。

何故????

その理由を訪ねると、
(何らかの理由で)池を埋めた為、
主の怒りに触れてしまったとの事でした。

祟った主を外すだけだと、また他の人に憑くとイケナイので
最上位クラスの神格を与え外す事になりました。

住職の力により
その主は無事父から離れ、
神棚に守護神として祀られることとなりました。

父は、それこそ憑き物でも落ちたように(ホントにそうなんですが・・)
元気になり数年後、無事に私が生まれまたというわけです。

何故、次男であるの父に憑いたのはか不明ですが、
その主は今も家にはシッカリと祀られています。

最後に、
主の正体は
(絶対に笑わないで下さいネー!!)
その正体は・・・・

実はカ・エ・ル・・・様だったそうです。

恐いっていうより、「千と千尋の・・・」の世界みたいでしょう??!
でも、
これ・・・ホントぉ〜のお話なんですよ。
不思議でしょう。
((こんな話、誰も信じないかもしれないですネー))