「田原坂」
ひでくんんの投稿
 (文章の一部について、MoMoが加筆修正いたしました)

西南戦争の最大の激戦地・・・「田原坂」をご存じでしょうか。
ここは現在、熊本県の植木町というところにあります。

志半ばで倒れた戦死者の無念・・・怨念・・・祟り・・・
そして、
それにまつわる多数の不幸な出来事・・・・・。

西南戦争から100年余り経った現在も消えることはないのです。

今回は、その中でも有名なものを紹介します。

7年程前のことです。
この植木町選出の有力県議会議員が自宅を新築したのです。
 (もちろん、植木町内にです。)

ところが、
新居に入居すると家人の皆に良くないことが起き始めました。
具体的にどのような異変が起こったのかは解りませんが、
余りの事に、
その県議会議員の知人が、霊能者のところへ行って、
この異変について相談したんだそうです。

その霊能者が言うには・・・、

「県議会議員が自宅を新築した場所は、
 西南戦争当時の官軍側の首切り処刑場の跡だった場所で、
 今すぐにでも新居の敷地や家屋のお祓いをしなければ、
 その家に住んでる家族全員の生命が危なくなる。」

・・・とのことだったのです。

しかし、
その県議会議員は、霊能者の言葉を全く信じず、
知人の再三の説得にも耳を傾けず、

「今時、そんなこと起こるはずなど無い。お祓いなどは必要ない!!」

そうこうしている内に
問題の深刻〜異変〜は増すばかりで、
ついに、
当人の県議会議員が急な病気であっという間に亡くなり、
次に、
その議員のお嬢さん・・・、
さらに、
その議員の母親・・・・・

・・・・と、
3人が次々と亡くなったのです。
この議員の家族が新居に入居してから、
3人が亡くなるまで、約1年ほど・・・・・だったそうです。

この話は、
当時は広く伝わり、知らぬ人がいないほどでした。

「西南戦争で亡くなった人達の祟りだ・・・・・・・」と・・・


ちなみに
この話の中で出てくる霊能者が、
「戦慄の投稿 第76話 英霊」でも紹介させて頂いた住職さんです。