「廃屋」
群馬県「○井家」
ナナッチさんの投稿

恐怖話の好きな人は、一度は聞いたと言うこ の廃家です。

昔、私の知り合いの道子、正子、弘、宏次の4人が、群馬県に旅行した時に行った時の話です。

深夜、
車でその廃家に到着し、家の中を 、覗いて見ると、 ピチャ、ピチャと何か音がします。
「マジで気持ち悪い」
弘は車に戻る事にしました。

残った3人が、冷やかし半分に中に入ろうとすると、 正子が「痛い!」と
突然、しゃがみこみ ました。
聞いてみると、後ろから誰かに、頭を殴られたと言います。

入ってみたいという気持ちがあるものの、少し怖くなり、今回はとり止めにしようという事になりました。

そこで、車に戻って、帰る事にしました。

運転手は弘でした。
10分位走った所で道子 、正子、宏次は頭に激痛が走ったそうです。
道子が「凄く頭が痛い」と言うと、
正子と宏次が 「私も!俺もだ」と・・・・・。

すると、運転していた 弘が震えた声で、
「お前達、 聞こえないか?」
車内には、あの ピチャ、ピチャという音が響いていたのです。

「キャー!」

そこからはもう、パニック状態で、弘も 何処を走ったか覚えていませんでした。
気がつくと車内の音が消えて、それと共 に頭痛も無くなっていました。
冷やかし 半分に見にきたので、きっと霊が拒 んだのだろうと彼らは思ったといいます。