「夢」


「へぇ〜、そういう事って、あるんだぁ〜」
「うん、一応は心不全ということなんだけど原因不明なんだって」

先日の酒席での同僚の話なのですが、
何でも、ご近所の高校生の男の子が亡くなったとの事で、
朝、起きてこないので、妹さんが部屋にお越しに行くと既に・・・

小学校からサッカーをしていて健康そのものの男の子で、
健康診断等で引っかかった事は一度もなく、
前日の晩もいつも通りの元気な姿だったそうです。

ただ、彼・・・、
春休みに地元で有名な心霊スポットに行ったらしく、
この一週間ばかり、幽霊に追っかけられる夢を見たとか。

で、この話を従妹のyukiちゃんに話したところ

「そういえば、パパから聞いた話なんだけど・・・」

ということで、yukiちゃんがパパの話です。

「死にそうになる夢」とか「殺されそうになる夢」とか、
そんな夢を見た経験のある人は少なくないと思います。
でも、大概の場合、

「わぁーー!」

・・・とか言って、
ガバッて死ぬ直前や殺される瞬間に目が覚めて

「はぁ〜、夢かぁ〜」

・・・っだったり、

映画を見ているような感じで、
自分が死んだり、殺される場面を見ていて、

「怖い夢見たなぁ〜」

・・・って目を覚ましてから思ったりのはずです。

でも、実際に、
夢の中で自分の意識が遠のいていき、そのまま死んでしまうと、
夢の中であっても、そこで潜在意識が死を悟ってしまうので、
本当にそのまま死んでしまうというのです。

本当に夢に殺されちゃうんですね。

なので、夢の中で死にそうになったら

「これは夢だ、これは夢だ」

・・・って叫ばないとダメなんだとか。

実際に、
今回の高校生のように
健康な若者が布団の中で突然死していることは少なくないそうです。

ただ、今回の場合は
悪霊に憑かれたのか、夢に殺されたのかは分かりませんが。