「新幹線」


ここしばらく、
移動手段は飛行機orバスということで、
新幹線にほとんど乗ってなかったのですが、
先日、久し振りに新幹線に乗りまして・・・

前回乗ったのが九州新幹線が出来た時なので
半年以上になるでしょうか。


ってなわけで、
今回は、新幹線ネタを二つ


【東海道新幹線 坂野坂トンネル】
 (この話は、結構有名な話なので、知ってる人多いかも)

新幹線がらみの幽霊と聞いて、
まず頭に浮かぶのは、この心霊トンネル!

東京発〜大阪行の最終
出口の直前の数秒間、

窓に作業員の姿が写り込むんだそうです。

じぃーっと車内を見つめ、出口間際に

「ふっ」

・・・と、
笑顔を浮かべて消えるんです。

この霊、
誰なのか判っていて 
トンネル工事中の発破の事故で、
トンネルの出口から200m辺りで亡くなられた方だそうです。

(*)名前聞いたけど忘れちゃいました。



【山陽新幹線 岡山−広島の県境近くのトンネル】
 (これは、私の上司の体験談です)

山陽新幹線は、
東海道新幹線と違って、トンネルがとっても多いのです。

まぁ、一言で言うと、景色らしい景色が少ないんですよね。

で、
上司は仕方なく、

「ボャ〜」

・・・と、
窓の外を眺めてたんです。 (トンネルなので、真っ暗なんだけど)

すると、
真っ暗な窓に
車内販売のお姉さんとワゴンが映ったんです。 

「あっ、コーヒー買おう。」

・・・と、
通路側に身体を向けながら

「コーヒー下さ・・・あ、あれ?」

不思議な事に
通路にはワゴンもお姉さんもいないんです。

上司が恐る恐る、窓に目をやると

「う、映ってる・・・」

ハッキリと車内販売のワゴンとお姉さんが映っています。

しかも、
窓に映るお姉さんは微笑みながら
コーヒーポットから、カップにコーヒーを注いで、
そして、
私にカップを差し出し、

『200円でございます』

声は出ていなくても
窓に映る口の動きでハッキリと解ったそうです。


次の瞬間、
列車がトンネルから出て、彼女は消えたそうです。

「もし、トンネルが続いていたら、俺・・・どうなってたんだ?」

・・・って、上司は思ったそうです。

ちなみに、
上司の話では、コーヒー200円は、
山陽新幹線創業当時の金額だそうです。