「今度は」
場所は秘密です。
MoMoが、2001年の春、入院中に聞いた話です。


私、実は、過労と体力の低下からナントカ菌が身体に入ったとかで、
2001年の2月〜5月まで、入院してたんです。
後で聞いたんだけど、そのナントカ菌が悪性だったら危なかったんですって、あぁ〜〜良かった。

それはさておき、病院というのは、不思議なところで、
たくさんの人を助けている反面、たくさんの人が人生の最後を迎える場所なんですよね。
まぁ、当たり前なんですけど。

今回の話は、仲良くなった看護婦さんに聞いた話です。

半年ぐらい前、産婦人科の病棟、
ある夫婦に2人目の子供、男の子が生まれたそうです。

1人目が女の子だったので、ご両親とも大喜び。
そして、それ以上に喜んだのは、2才半になるお姉ちゃん。
それはもうはしゃぎ回って、病院中の人に、「弟が出来たの」って、
話して回っていたそうなんです。

2〜3日後、

「ママ、私、今、赤ちゃんとお話してきたよ。」

「そう、赤ちゃんは、どんな、お話しをしたのかな?」

「えーとね。赤ちゃんがね、
今度は、生んでくれて、スゴクうれしかったって。
前のときは、スゴク痛くて、悲しかったんだって。」

そのお母さん、
結婚前に、子供を堕ろしたことがあったんですって。
その赤ちゃん、
その子の生まれ変わりだったのかしら・・。